NTTドコモは11月25日、海外渡航者向けの新サービス「海外1dayパケ」を提供すると発表した。12月2日より提供を開始する。

同サービスは、海外で1日単位でパケット通信が利用できるというもの。国・地域別に設定された3種類の定額料で、渡航先で利用開始操作をしてから24時間パケット通信が利用できる。

定額料は次の通り。韓国、台湾、香港、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、マカオ、マレーシア、グアム、サイパンは980円。中国、オーストラリア、イギリス、イタリア・バチカン、オーストリア、オランダ、スペイン、ドイツ、フランス、カナダ、などは1,280円。アメリカ(本土)・ハワイ、インド、フィリピン、ニュージーランド、スイス、トルコ、ロシア、ブラジル、アラブ首長国連邦、エジプト、などは1,580円。

利用するには、同社LTEサービス「Xi」または3G「FOMA」の総合プランかつ国際ローミングサービス「WORLD WING」、spモードまたはiモードなどインターネット接続サービスの契約が必要。申し込みはドコモショップ、ドコモ インフォメーションセンター、My docomoなどで受け付ける。

対応機種はバージョン2.3以上のAndroid OSを搭載したドコモスマートフォン/ドコモタブレット。dメニューから専用アプリ「海外1day開始」をダンロードして「利用開始」ボタンをタップするか、専用ダイヤルに発信することでサービスが利用できる。

なお同サービスは、24時間以内に定額料が異なる国・地域間を移動してパケット通信を利用した場合、移動した国・地域の中で最も高い定額料が適用される。加えて、利用開始操作後24時間の間にパケット通信を利用しなかった場合も定額料が発生する。

(記事提供:AndroWire編集部)