候補その2: エアーパッキン

ふかふかしたタオル生地はぜんぜんダメだった。ならば弾力に優れた素材ならどうか。打鍵感という意味では期待できるのではないか。

用意したのはエアーパッキン、通称プチプチである。

プチプチ

高さを微調整

プチプチにもやはりiPhoneは立たないので、高さ調整を入念に行う。……そもそもこの企画、「快適に遊ぶための下敷き探し」だったはずなのだが、本来必要ではない高さ調整とかいう作業を行っている時点で何かが大きく間違っている気がする。

ともあれ準備が整ったのでさっそくゲーム開始だ。アルファベットが落ちてきたのでキーボードを叩くと、

「Pause screen」

ぎゃあああああ! また出た!

もはやWindowsマシンでいうところのブルースクリーン状態である。どうやらエアーパッキンも硬い素材ではないので沈み込みが発生し、その微妙な動きが検知されてエラーにつながったようだ。な、なんてシビアなゲームなんだ……。そうしたのはほかならぬ自分自身なんだけど。

623ポイント

ということで結果は623ポイント。まさかタオルより下がるとは思わなかった。本当に「Pause screen」がひどくて、ゲームよりもむしろ「Pause screen」の時間のほうが長かったくらいだ。

タオル、エアーパッキンとやってきて、ペーパーキーボードの条件がやっとわかった。

机の上などの硬い素材の上に敷かないとダメなのだ。そもそもキーボードの場所をカメラで認識しているのだから、ほんの少しでも沈み込みがあったらそれでアウトなのだ。となるとやはり机の上がベストというおもしろみのない結論になってしまうわけだが……。