リコーイメージングは11月22日、全天球撮影カメラ「RICOH THETA」向けAndroidアプリ「RICOH THETA for Android」を発表した。あわせて、「RICOH THETA」の最新ファームウェアを提供開始した。

全天球撮影カメラ「RICOH THETA

RICOH THETAは、一度のシャッターで撮影者を中心とした全天球画像を撮影できるカメラデバイス。スマートフォンとの連携も考慮されており、撮影した画像をWi-Fi経由で端末に転送できる。11月8日より発売中で、現時点ではiPhone版アプリのみを提供する。

iPhone版アプリ利用イメージ

新たに提供するAndroid版アプリ「RICOH THETA for Android」は、SNS投稿機能がFacebookのみに制限されるなど、先行してリリースされたiPhone版とは一部機能に差異があるという。対応端末はAndroid 4.0以上。アプリはGoogle Playより無料でダウンロードできる。

あわせて、11月22日より「RICOH THETA」の最新ファームウェアを提供開始した。最新版ではノイズリダクション処理を改善し、高感度撮影時のノイズを低減した。また、リモート撮影画面の露出補正の設定値が、カメラ本体の電源OFF時に初期値に戻るよう変更し、露出制御の制度を向上した。バージョンアップはPC向け専用ソフト「RICOH THETA for Windows/Mac」から行う。

「BEAUTY BEYOND BOUNDARIES」

このほか、世界のアーティストやクリエイターが全天球撮影カメラ「RICOH THETA」を用いて撮影した作品集「BEAUTY BEYOND BOUNDARIES」をTumblrのウェブサイトにて公開した。同サイトは毎日更新する予定。