筆者にとってはiPad 2以来となるiPadだ。第3世代、第4世代とスペックアップはしたものの、外観にはあまり変化がなかったiPad。それがここへきて大幅なモデルチェンジとなった。

見た目はこれまでよりもかなりコンパクトになった印象だ。ディスプレイサイズは9.7インチと変わらないが、画面の横のベゼル(額縁部分)が6.22mm細くなったのがその理由である。また、重さは183g軽くなって469gに、厚さは1.9mm薄くなって7.5mmになった。7.5mmというとiPad miniと同等の薄さである。

背面

iPad 2(右)と比べてベゼルがかなり細くなった

厚みも違う

それ以外には外観に変化はない。各種ボタンやカメラ位置、ドックコネクタ、スピーカーなどはほぼそのまま据え置きで、相変わらずシンプルだ。カラーバリエーションがスペースグレイとシルバーの2色展開となり、ブラックがなくなったくらいだろうか。

カメラは従来と変わらず500万画素

底面

電源とボリュームボタン。これも変わらず