さらに、アプリ自体の起動速度も目に見えて良くなった。具体的に速度を計測したわけではないが、旧型のCPUを積んだiPad2、iPad miniと比較すると体感ではっきりわかるほど違っている。アバウトな表現で申し訳ないが、iPad Airが「スッスッ」という感じで切り替わるのに対し、iPad miniでは「ッ…スゥー……ッ」という具合なのだ。明らかにワンテンポ速くなっている。

写真の切り替え表示速度がはっきりと良くなっている

その他、試してみたところでは、アルバムの写真の表示速度、マップアプリ(Google Maps)でピンチイン・ピンチアウト操作したときの拡大縮小の切り替わり(これは4G LTEの力もあるか)など、よく使う機能のすべてで速度が大幅に改善していた。iPad 2やiPad miniでも十分だと考えていたが、こんなものを使ってしまったらもう戻れない。どうしよう。

4G LTEの力もあってか、マップ操作も快適

今回はアクセサリとして新しいスマートカバーとスマートケースもゲットした。スマートカバーはこれまでと同様のポリウレタン製のカバーで、日本での通称は「風呂の蓋」。昔よりも色が鮮やかになっていて、iPad AirのカラーバリエーションやiOS 7のフラットデザインによく合っている。ふたを閉じるとスリープ、めくると復帰、折りたたむとスタンドにもなるという機能はそのままだ。スマートケースはスマートカバーにさらに本体ケースがくっついたタイプで、アニリン染めのレザーという高級あふれる素材でできている。こちらもスリープ・復帰・スタンドという3つの役割がある。

スマートカバー

スリープと解除が行える

スマートケース

iPad Airを超大事に使いたい! という人はこちらを

……もっとも、iPad Air本体が軽くなったせいか、スマートカバーorケースを装着したときの重さが若干気になった。せっかく469gと軽量なのだから、汚れなどを気にしない人は素のままで使ってもいいんじゃないだろうか。