NTTドコモは10日、約4.3インチサイズのコンパクトなAndroidスマートフォン「Xperia Z1 f SO-02F」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表した。コンパクトデジタルカメラ相当のセンサーも搭載したことも特徴で、多彩な撮影機能も取り入れている。事前予約は本日より受付開始。発売は12月下旬を予定。

Xperia Z1f SO-02F

Xperia Z1 f SO-02Fは、約4.3インチサイズのTFT液晶ディスプレイ(720×1280ドット、HD画質)を搭載したAndroidスマートフォン。ガラス素材のバックパネルとアルミ素材のフレームを採用し、BRAVIAで培ったディスプレイ技術により、写真や映像、ブラウジング画面などを美しく表現できるという。

カメラにはコンパクトデジタルカメラ相当のセンサー、画像処理エンジン、レンズを搭載。F値2.0の明るいレンズを採用し、レストランや夜景などの撮影環境が厳しい場所でも対応できる。ペットなどの動く被写体でも被写体ブレを抑えた写真が撮影できるほか、離れた被写体を3倍ズームで撮影することも可能。

また、「タイムシフト連写」「ARエフェクト」などの撮影機能も搭載する。タイムシフト連写では、シャッターを押した瞬間の前後1秒間、合計61枚の写真を撮影。ARエフェクトでは、海の中やおとぎ話の世界などのテーマを選択し、動きのあるエフェクトとともに写真を撮影できる。さらに、ランドマークやワインなどを撮影すると被写体の関連情報を見られる「Info-eye」、撮影中の動画をリアルタイムに共有する「Social live」などの機能も搭載する。カメラの有効画素数はメインが約2070万画素、サブが約220万画素となる。

主な仕様は次のとおり。OSはAndorid 4.2、CPUは2.2GHzクアッドコアのMSM8974、RAMは2GB、ROMは16GB。外部メモリはmicroSD(2GB)/SDHC(32GB)/SDXC(64GB)。LTE通信は下り最大150Mbpsに対応。LTEの対応周波数は、2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz。FOMAハイスピードは下り最大14Mbps。

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0。赤外線通信には非対応。IPX5、8相当の防水、IP5X相当の防塵性能を備える。バッテリー容量は2,300mAh。カラーはライム/ブラック/ホワイト/ピンクの4種。サイズ/重量は、約(H)127×(W)65×(D)9.4(mm)/約140g。

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(記事提供: AndroWire編集部)