以上のように本機は、メールやWebブラウジングといった軽作業から3Dゲームまで幅広い用途に対応できるオールラウンダーとなっている。ビデオカメラで撮影した動画をスマートフォンなどで見られるファイル形式に変換するといった作業にも高いレベルで対応する。

試用機の構成では158,445円という価格(6月19日時点)。決して安いとは言えないが、高い性能とエプソンダイレクトのサポートを考えれば悪くない選択肢だ。3Dゲームに興味がない場合はグラフィックスカードを追加せず、Core i5-4670K内蔵グラフィックスのIntel HD Graphics 4600と350W電源の構成にして予算を削るという手もある。その場合は121,695円(同)となり、ぐっとリーズナブルになる。

さらに性能の向上を図りたい場合は、CPU、メモリ、ストレージをアップグレードすることができるが、一番効果的なのはストレージの交換だ。現状でもIntel SRTの導入でHDD単体よりは性能が向上しているが、それでもSSDとの性能は段違い。システムディスクをSSDにすれば体感的にもより快適に利用できる。

製品名 Endeavor MR7200
CPU Intel Core i5-4670K (3.4GHz)
チップセット Intel H87 Express
メモリ PC3-12800 16GB (4GB×4)
グラフィックス AMD Radeon HD 7770 1GB
ストレージ 40GB SATA SSD+500GB SATA HDD (Intel SRT)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ネットワーク GigabitEthernet
OS Windows 8 64bit
直販価格 158,445円 (6月19日時点)