3DMark11 v1.0.5(グラフ88~93)

FutureMark
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GPUの話になったところで、今度は3D系について。まずは3DMark11をEntry/Performance/eXtremeの3つのProfileで実行してみた。グラフ88~90がOverallであるが、取りあえずPhysicsではKabiniが圧倒的に高いスコアなのは当然として、いずれのProfileでもGraphics Scoreが結構違っており、これが3DMark Scoreに反映されている形だ。とはいえ、さすがにeXtreme Profile(グラフ90)では絶対的な性能が足りないが。

グラフ91~93は、各Profileにおけるテストの実際のフレームレートを示したものである。

ここで言える事は

  • Zacate vs Kabiniという観点で言えば、倍とはいわないまでも50%前後のフレームレートを実現しており、大幅な性能改善といえる。
  • 絶対的なフレームレートで言えば、Entry Profile(グラフ91)ですら4fps前後なので、これで十分とは到底いいにくい。少なくとも本格的な3Dゲームはきついだろう。

というあたりであろう。特にeXtreme Profileはでは1fpsを切っており、実際画面は3Dというよりは完全に写真のスライドショー状態だった。いくら解像度がFull HD(1920×1080pixel)まで出るからといって、不用意に解像度を上げるものではない、という結果に終わった。

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