どの機種が誰に向く? ドコモの2013夏モデルに触れて考えた

「AQUOS PHONE si SH-07E」

夏モデルの中で唯一コンパクトさを売りにしているのが「AQUOS PHONE si SH-07E」だ。液晶は4.3インチとそれほど小さくもないのだが、額縁を徹底的に狭く設計することで横幅を59mmにおさめることに成功している。それでいて防水防塵を実現しているのもポイント。カメラは1310万画素、赤外線通信をはじめとするひと通りの機能もそろえており、スペック上も不満のない機種だ。ただし、コンパクトではあるものの、重量は131gとそれなりの重さがある。

ポケットにも楽々入る大きさで、何よりもコンパクトなスマートフォンを求めているならこれしかないだろう。

オススメ→スマートフォンを選ぶのにコンパクトさを重視する人。

「Optimus it L-05E」

LG Electronics製のスマートフォン。4.5インチのディスプレイに、1.7GHz・クアッドコアプロセッサ、2100mAhのバッテリーを搭載する。横幅が63mmと比較的コンパクトで持ちやすく、ふくらみを持たせたガラスを採用した「フローティングディスプレイ」が特徴的だ。

使ってみて面白いと感じたのは、複数のアプリを同時に利用できる「ながら操作」だ。ウェブブラウザや動画など、画面の上に別のアプリを重ねて表示することができ、それぞれ別に操作することができる。PCのウインドウ操作に近い感覚といえばわかりやすいだろうか。

画面がそこまで大きくないため、複数のアプリをどう使うかは思案のしどころだが、うまくライフスタイルにはまればこれほど便利な機種もない。

オススメ→複数のアプリを一つの画面内に重ねて表示できる機能が欲しいなら。