「Xperia A SO-04E」

「Xperia A SO-04E」

NTTドコモ加藤社長がツートップとして位置づけるもうひとつの端末が、ソニーの「Xperia A SO-04E」だ。4.6インチのHDディスプレイにクアッドコアプロセッサ、2GBのRAM、2300mAhのバッテリーと、「GALAXY S4 SC-04E」に肉薄するスペックを持ち、防水防塵にも対応している。

「GALAXY S4 SC-04E」は防水防塵ではないため、これは「Xperia A SO-04E」の大きなアドバンテージといえるだろう。スマートスクロールなどの斬新な機能は積んでいないが、着実にブラッシュアップしてきた信頼できる機種だ。また、ラウンドフォルムを採用しており、手触りや持った感触も悪くない。

もう一つの大きな特長は、ソニー製CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」と、ロック状態のままカメラをクイック起動できる物理ボタンを搭載していること。これにより、"スマートフォンで写真を撮る"という行為がこれまでよりもグッと身近になる。「GALAXY S4 SC-04E」はどちらかといえば複数人で写真を撮ることが多い人向けの機能が充実していたが、対する「Xperia A SO-04E」のカメラはどんな状況でも万能に使えるクセのないものである。

サイドにある物理キーを押しっぱなしにすることで、ロック解除することなくカメラが起動できる

クイック起動と防水防塵との組み合わせは、アウトドアなど過酷な環境でも便利に使えるだろう。個人的にソニーのCMOSセンサーは高く評価しており、普段使いとしてのカメラを重視するなら間違いのない機種だと感じた。

「Xperia A SO-04E」と「GALAXY S4 SC-04E」で迷ったら、自らの写真ライフを振り返って考えてみるといいだろう。

オススメ→日常生活においてスマートフォンで写真を撮る機会が多い人。