ニコンは5月14日、レンズ交換式ミラーレス一眼カメラ「Nikon 1」用の交換レンズ「1 NIKKOR 32mm f/1.2」を発表した。ブラックとシルバーの2色を用意。6月より発売し、希望小売価格は105,000円。

「1 NIKKOR 32mm f/1.2」(ブラック)

「1 NIKKOR 32mm f/1.2」(シルバー)

2012年10月に開発発表が行われたCXフォーマット対応の「Nikon 1」用交換レンズ。開放F値が1.2と明るくなめらかなボケ味や、大きい丸ボケを活かした描写が可能。解像力も高く精密な画像が得られるので、ポートレートやスナップ、風景撮影など様々な撮影シーンで活用できる。

「1 NIKKOR」レンズとして初となるナノクリスタルコートを採用し、逆光時に発生しやすいフレアやゴーストを低減。超音波モーターを内蔵するほか、近距離補正方式によるフォーカス駆動により収差の少ない画像が得られる。マニュアル優先オートフォーカス機能も搭載。外観は金属製。

主な仕様は、焦点距離が32mm(35mm判換算で86mm)、最大絞りがf/1.2、最小絞りがf/16。レンズ構成は7群9枚で、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。画角は28度、最短撮影距離は0.45m、最大撮影倍率は約0.08倍(35mm判換算で0.22倍)。

アタッチメントサイズは52mm。バヨネットフードが付属し、本体サイズは最大径が約65.5mm、長さが47mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、重量は約235g。

「Nikon 1 V2」装着時

「Nikon 1 J3」装着時