PROJECT TEAM "Tough"の名を抱く「DW-5030C」

「オリジン」の二つ名を持つ、G-SHOCKの記念すべき初号機「DW-5000」(1983年発売)。落下強度10m、防水10気圧、電池寿命10年を目指す「トリプル10」という開発コンセプトのもと、 約2年の歳月と200を超える試作を経て誕生した、G-SHOCKの原点だ。

これをモチーフとしたのが今回の「DW-5030C」。G-SHOCKの歴史とスピリットに対するリスペクトの証として、文字板にはDW-5000の開発に当たった「PROJECT TEAM "Tough"」のネームが刻まれている。現時点で、文字板にPROJECT TEAM "Tough"のネームが入ったG-SHOCKは、2008年に限定発売された25周年モデル「DW-5025SP」と、このDW-5030Cの2モデルしか存在しない。裏蓋は3モデル中、唯一のスクリューバックを採用。裏蓋や尾錠はIP処理を施したミラーフィニッシュで、非常に美しい。

初出時、型番を「GW-5030C」と記載しておりましたが、正しくは「DW-5030C」です。読者の皆様ならびに関係各位に深くお詫び申し上げます。

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幻のレアモデルをリバイバルしたソーラー電波ウオッチ「GW-5530C」

G-SHOCK初のマッドレジスト(防塵・防泥)機能を搭載した「GW-5500」(1985年8月発売)。出荷量が少なく、マニアの間でも幻と呼ばれるこのモデルをリバイバルしたのが「GW-5530C」だ。横長レクタンギュラのケース、上下左右シンメトリーの三角形ボタンなど、レトロなデザインをそのままに、マルチバンド6(世界6局の標準電波を受信)に対応したタフソーラームーブメントを搭載。減算タイマー機能も「GW-5500」の12時間から24時間に拡大するなど、各機能が最新技術でアップデートされている。

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完成されたG-SHOCKデザインのマイルストーン「DW-6930C」

5000系や5600系とともに、G-SHOCKの顔となっているのが「DW-6900」だ。印象的なトリプルアイは秒針を表す。それぞれが5コマに区切られた3つの円は、左と中央の円は1秒、右の円は10秒でひとつの弧が塗りつぶされていく。

6900系はアパレル業界や海外市場での人気が特に高く、ハリウッド映画の劇中で使用されたり、多くのスペシャルモデルやアニバーサリーモデルの定番ベースにもなっている。そんな中で「DW-6930C」は、漆黒のカラーリングも手伝って、淵源たるDW-6900に最も近いイメージを持つといえるだろう。丸形ケースならではの個性とブラックが内包する、"過酷な状況や環境へのレジストイメージ"が完成された至高の6900だ。

初出時、型番を「GW-6930C」と記載しておりましたが、正しくは「DW-6930C」です。読者の皆様ならびに関係各位に深くお詫び申し上げます。

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