IDC Japanは18日、日本国内における2012年のクライアントPC出荷台数を発表した。その実績値によると、年間で1,558万台、前年比0.6%減のマイナス成長。同時に発表された第4四半期(10~12月)の実績値は369万台、前年同期比 は5.4%減となっている。

2012年 国内PC市場ベンダー別出荷台数 Source:IDC Japan,2/2013

年間の実績値をさらに紐解くと、台数の内訳は家庭市場(コンシューマ市場)が754万台でビジネス市場が804万台。家庭市場においてはWindows 8が期待はずれに終わり前年比6.5%減。逆にビジネス市場は買い替えが順調で前年比5.5%増のプラス成長を見せている。

メーカ別のシェアでは、1位がNEC レノボ・ジャパン グループでシェア25.5%。2位が富士通で同17.5%、3位が東芝で同12.8%、HPが9.4%で4位となり、5位のデル 8.3%を抜いて順位をひとつ上げた。シェアの6~10位は、ソニー(6.1%)、アップル(4.7%)、エイサーグループ(3.3%)、ASUS(2.3%)、パナソニック(1.9%)の順。

シェアを伸ばしたメーカーは、ASUSが11.4%の二桁増ととくに好調であったほか、東芝が4.1%増、HPが3.1%増。逆に不調が目立つメーカーは、エイサーの16.9%減をはじめ、デルが8.9%減、ソニーが7.8%減。

また、IDC Japanでは「Windows 8に起爆剤としての効果を期待したが、残念ながら不発に終わった」「早く対処しないと、“使いづらい”というレッテルを貼られる可能性もある」と分析している。