ASUSTeK Computerは7日、最新版のAndroid 4.2(Jelly Bean)を搭載した7型タブレット「Nexus 7」のSIMロックフリーモデルを日本市場で販売すると発表した。ストレージ容量は32GBのみで、SIMはmicroSIMを使用する。価格は29,800円。2月9日から家電量販店などで販売を開始する。

「Nexus 7」SIMロックフリーモデル

OSに最新版のAndroid 4.2(Jelly Bean)を搭載。これまでネットワーク機能として、IEEE802.11b/g/n、Bluetooth 3.0 + EDRを搭載してきたが、SIMロックフリーモデル新たに3G通信が可能となる。通信方式はW-CDMAでLTEには対応しない。対応周波数帯は850/900/1,700/1,900/2,100MHz帯。

米国では2012年11月よりすでに販売が開始されており、価格は299ドル。SIMロックフリーながら出荷時にはAT&TのSIMカードが付属するという。

主な仕様はWi-Fiモデルと変わらず、CPUがクアッドコアのNVIDIA Tegra 3(1.3Ghz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce ULP GPU、RAMは1GB、ディスプレイが7型ワイドIPS液晶(1,280×800ドット)。

インタフェースとして、マイクロUSB×1、インカメラ(120万画素)、マイク、ヘッドホン出力、microSIMスロット。搭載センサはGPS、電子コンパス、光センサ、加速度センサ、ジャイロスコープ、NFC、磁気センサ。

本体サイズと重要はW198.5×D120×D10.65mm/約350gとWi-Fiモデルと比べて0.2mmほど厚く、10gほど重くなっている。バッテリー駆動時間はWi-Fi通信時が約9.5時間、3G通信時が約9時間。