パナソニックは1月10日、フルHD(1,920×1,080ドット)/60p記録対応のデジタルビデオカメラ「HC-V210M」を発表した。発売は3月15日で、価格はオープン。推定市場価格は40,000円前後となっている。

「HC-V210M」

エントリークラスながら、光学38倍ズームレンズや高感度対応の裏面照射型MOSセンサーを搭載するモデル。超解像技術で画質劣化を抑えたズームが行える「iAズーム」利用時は72倍で撮影できる。

ボディは、出かける際に手軽に持ち運べるように約228g(バッテリー含む)の軽量設計となっており、撮影時の腕への負担も小さい。

撮影機能としては、カメラを向けるだけで最適な設定が適用される「おまかせiA(インテリジェントオート)」が搭載されており、初心者でも安心して撮影できる。

また、無接点充電規格「Qi(チー)」にも対応。別売のQi対応バッテリー(希望小売価格18,900円)を使用すれば、ワイヤレス充電が可能となる。同時発表の「HC-X920M」「HC-V720」「HC-V620」「HC-V520」も同様にQiに対応している。

その他の主な仕様は次の通り。撮像素子は裏面照射型の1/5.8型MOSで、有効画素数は動画撮影時が220万画素(16:9時)、静止画撮影時が220万画素(16:9時)、レンズの焦点距離(35mmフィルム換算時)は動画撮影時・静止画撮影時ともに32.3~1,365mm(16:9時)、F値はF1.8~F4.2となっている。

モニターは約23万ドット・2.7型液晶で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードが利用可能なほか、8GBのメモリを内蔵している。

サイズ/本体重量は、W53×D114×H60mm/約185g(撮影時は約228g)となっている。