ソニーは、2012年9月28日に発表したオリンパスとの医療事業の合弁会社設立に向けた準備の進捗状況を公表。一部の国での政府当局、監督官庁による審査の遅れなどから、新会社の設立が2013年1月以降になる見通しを示した。

2012年10月1日に開催された記者会見の様子

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ソニーとオリンパスは9月28日に、ソニーに対する第三者割当増資を行う資本提携、ならびにデジタルカメラなどのイメージングデバイス事業に関する業務提携契約を締結。これに伴い、2012年12月に両社の合弁会社を設立することで合意していた。

今回の発表によると、一部の国で政府当局、監督官庁による必要な承認を取得するための審査が当初想定より時間が掛かっているというもの。準備作業自体は進捗しているという。これらの審査の遅れにより、当初予定の2012年12月の新会社設立は2013年1月以降にずれ込むが、4月1日までには設立できるとの見通しが示されている。