NTTドコモは11日、GALAXY Noteの後継モデルとなるAndroidスマートフォン「GALAXY NOTEII SC-02E」(サムスン電子製)を発表した。初代モデルに比べて重量はほぼ変わらずも、ディスプレイサイズがわずかに大きくなり、バッテリ容量も増大、タッチペンの機能も大きく進化したのが特徴。2012年11月の発売を予定している。

GALAXY NOTEII SC-02E

GALAXY NOTEII SC-02Eは、高速通信「Xi」に対応し、1.6GHzクアッドコアCPU(Exynos4412)、2GBのRAM/32GBのROMを搭載したAndroidスマートフォン。OSは最新のAndroid 4.1。ディスプレイは5.5インチ(720×1,280ドット)サイズで、ディスプレイ割合を最大限に広げる狭額縁ディスプレイとなっている。ボディは横幅を抑え、片手での操作や持ち運びのしやすさにも配慮した。バッテリ容量は3,100mAhで省電力モードをあわせて使うことで長時間使用できる。初代GALAXY NOTEと比較し、ディスプレイサイズはわずかに大きくなり(初代は約5.3インチ)、バッテリ容量は大きく伸びた(初代は2.500mAh)。

一部操作性も向上、本体に収納できるSペン機能も大きく進化した。操作面では、ワンステップでテキスト選択やイメージの切り取りができ、切り取ったイメージはクリップボードに保存され、すぐにEメールで送信したりFacebookにアップロードすることができるようになった。画面を見ている間に操作をしなくても消灯しない「Smart Stay」にも対応する。

Sペンは、端末本体にペンを近づけるだけで、フォルダの中身やブラウザのリンク先、Eメールの本文の閲覧、動画がPOP UPで再生されるAir View機能を搭載した。また、どの画面でも起動できるクイックメモにも対応し、メモをとりながらメールを送る、ウェブを利用するなどの「ながら操作」が実行できる。

カメラはメインカメラの有効画素数が約810万画素、サブカメラが同約190万画素。ロック画面からクイック起動や撮影間隔約0.3秒での撮影が可能で、暗所での撮影にも強くなり、オススメの一枚を決めてくれるBest Photo機能、Best Face機能なども搭載した。

このほかの主なスペックは以下のとおり。外部メモリはmicroSD(最大2GB)、microSDHC(最大32GB)、microSDXC(最大64GB)に対応。サイズ/重量は、約151(H)×80(W)×9.7(D)mm/約185g。3G連続待受時間は約620時間、LTE連続待受時間は約650時間、連続通話時間は約850分。カラーはMarble White/Amber Brownの2種を用意した。

(記事提供: AndroWire編集部)