ライカカメラジャパンは9月18日、コンパクトデジタルカメラ「ライカ V-LUX4」を発表した。発売は11月下旬で、価格は未定となっている。

24倍ズーム全域でF2.8のレンズを搭載する「ライカ V-LUX4」

レンズには、新開発の「ライカDCバリオ・エルマリート f2.8/4.5-108mm ASPH.」を採用。光学24倍ズームながらズーム全域でF2.8を実現しており、暗いシーンでも快適な撮影を可能にする。焦点距離は25~600mm(35mmフィルム換算時)で、ブレ対策として光学式手ブレ補正機構を搭載。手持ち撮影時のブレも最小限に抑える。

撮像素子も、対応感度がISO6400と高い新開発のCMOSセンサーを搭載。大口径レンズと合わせて、光量の少ないシーンでも撮影が可能となっている。

なお、AFシステムはフレーム内の変化に0.1秒で反応可能なため、スポーツなどで動きの速い被写体を撮る際にも威力を発揮する。連写速度は最高12コマ/秒。

主な仕様は、撮像素子が有効1,210万画素の1/2.33型CMOSセンサーで、レンズが焦点距離25~600mm(35mmフィルム換算時)の24倍ズーム、開放F値がF2.8、対応感度がISO100~ISO6400となっている。上部には新たに電子ビューファインダーが搭載されており、表示画素数は約130万ドット、視野率は100%。

背面のモニターは約46万ドット・3型の液晶方式、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードのほか内蔵メモリ(約70MB)が利用可能。動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/60pとなっている。

バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は540枚。

サイズはW125.2×D110.2×H86.6mm、重量は589.5g(バッテリーとメモリカード含む)だ。

なお、製品には画像編集ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 4」が付属する(オンライン登録後にダウンロードして入手)。