キヤノンは7月26日、デジタルカメラ「PowerShot」シリーズの新モデル「PowerShot A4000 IS」「PowerShot A2400 IS」を発表した。いずれも発売は8月2日で、価格はオープン。推定市場価格はA4000 ISが14,000円前後、A2400 ISが11,000円前後となっている。

「PowerShot A」シリーズ初となる8倍ズーム搭載機「A4000 IS」

シルバーとピンク、ブルーの3色がラインナップされる「PowerShot A4000 IS」

PowerShot A4000 ISは、「PowerShot A」シリーズとして初めて8倍ズームレンズを搭載したモデル。遠くにいる被写体をアップでしっかりと捉えることが可能だ。望遠時に生じやすい手ブレも「マルチシーンIS」で低減。シーンに応じて最適なブレ制御方法を自動選択してくれる。

背面には「PowerShot A3400」と同様にヘルプボタン(「?」ボタン)を搭載。押すと、操作方法や撮影のヒントが表示される

また、「PowerShot A3400」などと同様に、カメラ初心者向けのヘルプボタンを搭載している。背面に備えられた「?」マークのボタンを押すと、使いたい機能やイメージ通りの撮り方などの解説が画面上に表示されるというものだ。

主な仕様は、撮像素子が有効約1,600万画素の1/2.3型CCDで、動画の記録画素数が1,280×720ドット、レンズが焦点距離28~224mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF3.0~F5.9、対応感度がISO100~ISO1600となっている。背面のモニターは約23万ドット・3型の液晶方式で、記録可能なメディアはSD/SDHC/SDXCカード。バッテリーはリチウムイオン充電池。

サイズはW95.3×D24.3×H56.3mm、重量はバッテリーとメモリーカードを含む状態で約145gとなっている。


安価ながら手ブレ補正機構搭載の「PowerShot A2400 IS」

「PowerShot A2400 IS」もカラーはシルバーとピンク、ブルーの3色が用意される

PowerShot A2400 ISは、「PowerShot A2300」の後継モデル。1万円強という価格ながら光学式手ぶれ補正に対応。A4000 ISと同様にマルチシーンISにも対応しており、撮影シーンに応じて最適なブレ制御方法が自動選択される。

PowerShot A2400 ISにもヘルプボタンが搭載されている

A2400 ISも初心者向けのヘルプボタンが搭載。操作に迷った際にボタンを押せば、どの機能を使えば良いかが表示されるようになっている。

主な仕様は、撮像素子が有効約1,600万画素の1/2.3型CCDで、動画の記録画素数が1,280×720ドット、レンズが焦点距離28~140mm(35mmフィルム換算時)の5倍ズーム、開放F値がF2.8~F6.9、対応感度がISO100~ISO1600となっている。背面のモニターは約23万ドット・2.7型の液晶方式で、記録可能なメディアはSD/SDHC/SDXCカード。バッテリーはリチウムイオン充電池。

サイズはW94.4×D20.1×H54.2mm、重量はバッテリーとメモリーカードを含む状態で約126gとなっている。