iPhone好きの女性が集まるiPhone女子部は7月9日、都内で「はじめまして。iPhone体験イベント」を開催。「iPhone 4S」の基本機能のレクチャーやアプリのデモンストレーションなどが行われた。

iPhone女子部が「はじめまして。iPhone体験イベント」を開催

同イベントは、現在フィーチャーフォンを使用している女性を対象に募集が行われたもので、当日は15組30名の参加者で賑わった。運営管理者によると約110組220名の応募があったという。イベントでは講師役の部長の小林奈巳さんとMCの副部長 村上紗織さんが登壇し、iPhoneの基本性能や特長、au版とソフトバンク版の違い、お薦めアプリの紹介などを行った。

イベントは赤坂ガーデンシティで行われた。参加費は無料で、イベント終了後には参加者にiPhone 4Sが1週間貸し出された

iPhone女子部部長の小林奈巳さんが講師役で登壇し、iPhoneの魅力をスクリーンで解説した(写真右)

イベントが行われた会場の様子

何人かの参加者に話を聞くことができた。フィーチャーフォンしか使ったことがないという20代の女性は「周りがみんなスマートフォンに乗り換えてしまったので、最近は自分の携帯電話を取り出すのが恥ずかしくなってきました。危機感を抱いています」とイベントの参加理由を明かしてくれた。ほかにはカメラアプリを試してみたい、LINEで友人と連絡を取り合いたいといった声も聞かれた。その一方で、携帯電話では画面を見なくても文字が打てたけれどスマートフォンの文字入力は難しそう、ウイルス対策などが心配、などの意見もあった。これらの不安要素から、これまで導入に踏み切れなかったようだ。

会場では複数のスタッフが各テーブルにつき、参加者の操作を手伝った

登壇した小林さんはカメラの撮影方法やGoogleマップの使い方、文字入力の仕方などをテンポよく解説。Siriを使い、音声入力で東京の天気予報やメール作成画面を呼び出すと、会場から驚きの声があがった。

副部長の村上紗織さんは、「呪顔 Lite」アプリで参加者を驚かした

イベントの終盤にはプレゼント大会が実施され、iPhoneケースなどが参加者に提供された

運営管理者によると、イベント終了後に集計されたアンケートでは「小さいパソコンという感じで楽しいのでぜひ使いたいです」「あんなに早くネットにつながるとは思わなかった」「今まで尻込みしていた気持ちが和らいだ」などの感想が寄せられたという。イベント開始前に、危機感を抱いていると答えてくれた女性も、イベント後には柔和な笑顔で「購入を前向きに検討しています」と答えてくれた。