スマートフォンとの接続は、Wi-Fi機能を使って行う。現状で、対応するスマートフォンはiOSを搭載したiPhone/iPad/iPod touchのみだが、Androidも4月末に対応が予定されている。iPhoneとの接続は、カメラとiPhoneで直接通信を行うアドホックモードと、無線LANアクセスポイントを使用したインフラストラクチャモードが用意されている。なお、Wi-Fiを使うことで、iPhoneだけでなく、別のIXY 1やIXY 420F、Wi-Fiに接続されているPCとも接続が可能で、静止画や動画(フルハイビジョン動画を除く)の転送が可能なほか、あらかじめPCにUSBで接続して設定を行うことで、無線LANのある環境でFacebookやTwitter、メール、YouTubeへの動画投稿も行える。

まず付属ソフトで設定をする。カメラを買ってもPCに接続して設定するまで無線LAN機能は使えない

無線LANを利用する前にカメラの無線LAN設定を行う

まずカメラにニックネームを設定する

カメラの設定は「IXY1」とした

無線LANの利用には、撮影後に再生メニューから無線LAN機能アイコンから行う。筆者はiPhoneを持っているため、iPhoneとの接続を試みたのだがどうやっても接続がうまくいかない。アドホックモードの接続ではカメラをアクセスポイントとして、そのSSIDとパスワードを使ってスマートフォン側から接続するという形態になる。接続が終わればカメラ内の画像一覧がスマートフォンにサムネイル状態で表示され、そこからiPhoneに転送する画像を選ぶ。