エプソンダイレクトは24日、個人ユーザーや個人事業主・SOHO・小規模法人向けの「Endeavor Sシリーズ」の新製品として、コンパクトサイズのネットトップPC「Endeavor Sシリーズ NP30S」を発表した。あわせて、同機をベースにBTO対応させた「Endeavor NB50E」も発表。ともに本日より販売を開始した。「NP30S」の基本構成価格は29,820円、「NB50E」の基本構成価格は33,390円。

Endeavor Sシリーズ NP30S

Endeavor Sシリーズ NP30S(写真のディスプレイはオプション)

「Endeavor Sシリーズ NP30S」はW20×D154×H173mmというコンパクトなボディが特徴のネットトップPC。奥行きと高さは一般的なA5システム手帳よりも小さいサイズ。2011年6月に発表された「Endeavor Sシリーズ NP25S」の後継モデルだが、プラットホームがAMDプラットフォームに一新されている。また、従来モデルで開閉式だったフロントI/Oカバーを着脱式にすることでコネクタとカバーが干渉しにくい構造にするとともに、映像出力をD-SubからDVI-Iに変更している。

基本構成時の価格は29,820円。主な仕様は、プロセッサがAMD デュアルコア C-60 APU(1GHz)、チップセットがAMD A45 FCH、グラフィックスがAMD Radeon HD 6290 グラフィックス(APU内蔵)、メモリがPC3-8500 2GB(2GB×1)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブがなし、OSがWindows 7 Home Premium SP1 32bit版。

一体型キットで液晶ディスプレイに装着可能

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、USB 2.0×6、DVI-I、マイク入力×1、ヘッドホン出力×1、ライン出力×1。サイズ・重量はW20×D154×H173mm(スタンド・突起部を除く)、約760kg(スタンド含む)となる。

。18.5型/21.5型の液晶ディスプレイとの一体型キットがパックされた「一体型パック」も用意されており、これを利用してディスプレイ背面に本体を取り付ければ、液晶一体型PCとして利用できる。

Endeavor NB50E

Endeavor NB50E(写真のディスプレイはオプション)

「Endeavor NB50E」は「NP30S」をベースに、CPUとしてデュアルコアのE-450 APU(1.65GHz)を採用するほか、OSの変更やHDDの容量、SSDへの変更といったBTOに対応するモデル。法人顧客の指示に基づいた各種設定などを行う「キッティングBTO」サービスにも対応する。価格は基本構成で33,390円。

基本構成時の主な仕様は、CPUがAMD E-450 APU(1.65GHz)、チップセットがAMD A45 FCH、グラフィックスがAMD Radeon HD 6320(APU内蔵)、メモリがPC3-10600 2GB(2GB×1)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブがなし、OSがWindows 7 Home Premium SP1 32bit版。インターフェースおよびサイズは「NP30S」と同じ。重量は約790g(スタンド含む)となる。

BTOでは、OS、メモリ容量、HDD容量のカスタマイズのほか、各種オプションの追加が可能だ。

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