Samsung Mobileが海外で発売しているAndroid搭載スマートフォン「GALAXY Note」は、5.3型ディスプレイにタッチペン付属というユニークな特徴を備えた端末で、メモをとるように画面に文字や図形を書き込むことができる。今回、香港でGALAXY Noteを触れる機会を得たので、その使用感をお伝えしよう。

大画面ディスプレイを搭載したGALAXY Note(GT-N7000)

大画面ハイスペックなスマートフォン

GALAXY Noteは、5.3型WXGA(1280×800ドット)のHD Super AMOLEDディスプレイを搭載したスマートフォン。OSにはAndroid 2.3(Gingerbread)を搭載し、対応する通信方式はHSPA+ 850/900/1900/2100MHz、EDGE/GPRS 850/1800/1900MHz、LTEに対応する。筆者が購入したGALAXY NoteはLTEに非対応のようだ。

手に持ったところと本体背面(左)。スマートフォンのような見た目だが、持つととにかく大きい。本体下部中央にあるホームボタンの左右に、タッチ式のメニュー、戻るキーがそれぞれある

CPUは1.4GHzのデュアルコアプロセッサを採用。本体背面には800万画素カメラ、内側には200万画素カメラを搭載し、1080pのフルHD動画の記録も可能。内蔵メモリは16GB。このほか、Bluetooth 3.0+HS、2.4GHz帯と5GHz帯に対応したIEEE802.11b/g/n、Wi-Fi Directなどに対応する。もちろんテザリングにも対応しており、香港版はSIMロックフリーで提供される。本体サイズは146.85(H)×82.95(W)×9.65(D)mm、178g。

ベンチマークアプリ「Quadrant Professional」で確認したシステム情報

ちなみに、OSは購入時Android 2.3.5だったが、起動後すぐにバージョンアップされ、2.3.6になった。バージョンアップはOTAで行えた

ユーザーインタフェースはおなじみのTouch Wiz 4.0で、デフォルト設定の場合、画面下部に電話や連絡先、S Memo、SNS、アプリ一覧という5つのアイコンが常時表示される。その下には中央にハードウェアの「ホームボタン」が設置されており、その右に「戻る」、左に「メニュー」ボタンが並ぶ。

ホーム画面