今度はコマンドプロンプトから起動できるようにしましょう。こちらの設定は簡単でユーザー環境変数「PATH」にVimを展開したフォルダーのフルパスを追加するだけです。Windows 7上の各ユーザーアカウントでVimを使用する場合は、ユーザー環境変数ではなくシステム環境変数に追加した方が手間もかかりません。お好みに応じてお選びください(図20~26)。

図20 [Win]+[R]キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「sysdm.cpl」と入力して<OK>ボタンをクリックします

図21 ダイアログの<詳細設定>タブをクリックして開き、<環境変数>ボタンをクリックします

図22 「ユーザー環境変数」セクションの<新規>ボタンをクリックします

図23 変数名に「Path」、変数値にVimを展開したフォルダーまでのフルパス名を入力して<OK>ボタンをクリックします

図24 あとは<OK>→<OK>とボタンを順にクリックすれば設定完了です

図25 コマンドプロンプトを新たに起動し、「vim」と入力して[Enter]キーを押します

図26 これでCUI版のVimが起動しました。なお、Vimを終了するには[;]キー→[q]キー→[Enter]キーと押してください