DiRT 3(グラフ54)
Codemasters
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今回Llanoに絡めてAMDが一押しだったゲームがこのDiRT 3。CPUのパッケージにまで掲載されている(Photo33を良く見ていただきたい)事からもその押し具合が判ろうというもの。前作のDiRT 2はゲーム自身にBenchmark Modeは搭載されておらず、Game DemoのBenchmark Modeを使っての評価だったが、今回はゲーム内部にベンチマークモードが搭載されたので、こちらを使っての評価である。
さて、いつもだと描画オプションを最高にして解像度を切り替え、ということになるが、今回はターゲットが1366×768ピクセルのノートであり、HDMI経由で外部の大型モニターに繋ぐのも何か違う気がしたので、解像度は1366×768ピクセル固定で内蔵モニターを使い、
Ultra Low | Preset Ultra Low/No AA |
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Low | Preset Low/No AA |
Medium | Preset Medium/2x MSAA |
High | Preset High/4x MSAA |
Ultra | Preset Ultra/8x MSAA |
という具合に描画オプションを変えてフレームレートの変化を見てみた。
結果はグラフ54に示す通りで、とりあえずGeForce GT 555が圧倒的な性能ではあるが、Llanoもそこそこ速いというか、Mediumくらいまではプレイするのにそれほど支障がない。GeForce GT 555もHigh位までは現実的である。ただUltraになるともうどのケースでもほとんど変わらなく、しかもGeForce GT 555が一番フレームレートが低くなるというちょっと面白い傾向にあるのが判る。Llanoの方は? というと、軽くてもそうフレームレートが急激にあがるわけではないが、負荷を重くしてもそれほど急激にフレームレートが下がらない印象である。あと、CrossFireはDiRT 3では無意味であった。