快適に動作するストレスフリー端末

さて、ここまでHTC EVO WiMAXの通信機能について解説してきた。ここから端末のスペックについて解説していこう。

HTC EVO WiMAXは、OSにAndroid 2.2(Froyo)を採用したストレートタイプのスマートフォンだ。ディスプレイサイズは4.3型(800×400ドット・65,536色)で、CPUにはSnapdragonの1GHzを搭載。本体メモリはROM 1GB、RAM 512MBとなっている。

表面と裏面。4.3インチの大型ディスプレイは、明るく視認性も高い

Webブラウザを使うと、大画面ならではの情報量の多さ

ダブルタップで画面を拡大すれば文字も読みやすい

本体を横向きにすると拡大しなくても読めるぐらいの文字サイズになる

拡大すればさらに読みやすい

ブラウザでの文字選択が簡単になっている

選択したあと、自動的にコピーや検索、共有のアイコンがポップアップして使いやすい

もちろん、Android 2.2を搭載するのでFlashにも対応している。設定から「オンデマンド」を選ぶと、選択したFlashしか読み込まないので、表示の軽量さを損なわずに閲覧できる

独自のアドレス帳

そのまま番号を入力していくと、自動的に電話番号からの検索をしてくれて便利

このほか機能面では、オートフォーカスや2つのLEDフラッシュを装備した有効800万画素のCMOSカメラも搭載。Webやメール、Twitterの利用やYouTube閲覧なども快適に利用できる。操作時に引っ掛かりも動作の緩慢さも感じない。

前面下部には4つのタッチボタンがあり、反応もいい

本体背面には800万画素CMOSカメラを搭載

本体上部には電源ボタンとイヤホン端子

本体右側面にはボリュームボタン。左側面にボタン類はない

本体の寸法・重量は約67(W)×122(H)×12.8~13.8(D)mm・約170g。スマートフォンの中でもサイズは大きめで、女性が片手で操作するには少々横幅がある。しかし、画面サイズが大きいので一度に表示できる情報量が多く、Webサイトや動画像の閲覧などで威力を発揮する。

男性としては比較的一般的なサイズの筆者の手でも、やや大きい。その分、大画面の迫力がある