Baby-Gで、一際目立っていたのが、ブラックライトLEDを採用した「BGA-130/131」。こちらも国内での発売は未定だが、ブラックライトの光に反応して、時字や文字板、針に塗布された特殊蛍光インクが発光する仕組み「ネオンイルミネーター」は、遊び心たっぷり。暗い場所で点灯させると、グリーンやピンク、ブルーなど色がキラキラと浮かび上がり、これからの季節のファッションアイテムとしても活躍してくれそうだ。
同じくカシオの女性向けウオッチ「SHEEN」では、新作「SHE-5514」が展示されていた。天の川と流れ星をイメージした……というデザインの文字板はなんともロマンチック。リューズトップにはスワロフスキー・エレメントがキラキラと輝き、ベゼルにはマザーオブパールを使用。ホワイトの文字板とブラックの文字板が用意されているので、好みの色を選択できるのも嬉しい(こちらも日本発売は未定)。また、ピンクやイエローなど春らしい色合いの11粒のスワロフスキー・エレメントを埋め込んだインデックスを採用した、国内未発表モデルも展示されており、オンにもオフにもつけられるメタルウオッチを探している人にはおすすめしたいモデルが多かった。
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11粒のスワロフスキー・エレメントが輝く「SHEEN」の新作。こちらも国内では、まだ発表されていない |
二層に重ねた文字板を採用した「SHE-5514」。上部の文字板をカットしており、下の文字板にちりばめられた星たちが顔をのぞかす |
さて、男性モデルに戻ると、存在感を放っていたのは「EDIFICE」だろう。F1世界選手権の2010年チャンピオンチーム「レッドブルレーシング」のオフィシャルチームウオッチにも指定されている同ウオッチをアピールすべく、会場にはF1マシンが展示され、足を止める来場客も多数。今回の新作としては、インジケーターをイメージした多彩な針を採用した「EFR-501」と、多機能クロノグラフの使いやすさを追求したという「EQW-A1000DB」を展示していたが、どちらも日本での発売は未定。EFR-501では1/20秒を計測可能なストップウオッチの専用針のほかに、アラーム時刻を示す専用針を採用したのが大きな特徴だが、注目したいのは、「EQW-A1000DB」である。
EQW-A1000DBは、昨年「OCEANUS」ブランドの「OCW-T1000」に採用され、好評だった新システム「Smart Access(スマートアクセス)」を搭載。時針・分針・秒針を連結させずに、それぞれを別のモーターで独立駆動させることで、多彩な機能を詰め込んだ同モデルをストレスなく使いこなすことができる。OCW-T1000の売れ行きが好調なことも考えると、EQW-A1000DBの国内展開も近いはず。なお、ラップタイムの計測にも対応しており、計測中の時針・分針・秒針の動きでも楽しませてくれる。