世界最大級の時計・宝飾品の見本市「BASELWORLD 2011」にて、カシオ計算機は、アウトドアウオッチ「PROTREK」の新モデル「PRW-2500」を発表。日本での発売や価格などは未定。

山のほか、海や川など幅広いフィールドで活躍してくれるトリプルセンサーモデル「PRW-2500」シリーズ

PROTREKは、磁気、圧力、温度を感知する3種類のセンサーを搭載し、方位や気圧/高度、温度を計測可能なアウトドアウオッチ。新作となるPRW-2500は、登山だけではなく、海や川など幅広いフィールドでの使用を想定したモデル。20気圧防水性能を採用したほか、潮の干満を表示する機能などを備え、シーカヤックや釣り、ラフティングにおける実用性も考慮されているという。

また、液晶を2層とすることで、計測した情報を上層と下層の液晶にそれぞれ表示することができ、視認性にも優れているのが特長。上層に表示されるグラフィックは鮮やかなブルーとし、下層の表示が透けて見えるようになっており、表示が重なった場合でも視認性を確保できるという。

方位ベゼル、ボタン類は大型化し、操作性にも配慮

さらに、搭載された気圧計測機能では、数値や気圧傾向グラフの表示に加え、特徴的な気圧の変化を矢印マークで表示し、天候を予測することも可能となっている。これは、気象予報士の監修の下、開発した機能だ。

方位計測では、東西南北を示すグラフィックを上層の液晶に、現在時刻や方位、方位の角度を下層に表示。潮汐表示では、潮の干満を示すグラフィックを上層に、日付や時刻、月齢、月の形は下層に表示

このほか、気圧を換算することで1万メートルまでの高度計測も可能。世界6局の標準電波にも対応している。