「Alienware」シリーズミニ連載第1回となる
【レビュー】デルの"究極のゲーミングPC"「Alienware」に大注目(1)
「Alienware」シリーズミニ連載第2回となる
デルの"究極のゲーミングPC"「Alienware」に大注目(2)
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昨今のノートPCは高性能化が進み、低価格モデルでもデュアルコアは当たり前。ネットブックではない限り、オフィスソフトやブラウザが快適に動作するのはもちろんのこと、ハイビジョン映像の再生など負荷のかかる処理でも不満を感じることが少なくなっている。しかし、「ゲーム」になると話は別。多くのノートPCで採用されているチップセット内蔵型のグラフィックス機能では、最新のゲームを楽しむには少々性能不足といえる。

それが顕著に出るのが3Dゲームだ。最近のゲームは、ゲーム本編の一部をプレイできる体験版を配布していることが多く、美麗なグラフィックスに惹かれてダウンロードしたことのある人もいるだろう。しかし、起動はするものの紙芝居のようなコマ送りで全然プレイできない、グラフィックスの性能が低くて美麗なグラフィックスを表現できなくてガッカリ、といった経験をしたことはないだろうか。これがチップセット内蔵グラフィックスの限界といえるのだ。

とはいえ、たまにゲームをプレイする程度、気になったゲームがあれば遊んでみたい、といった人にとって、グラフィックスカードを搭載した高性能なデスクトップPCを導入するのには抵抗があるハズ。PCに場所を取られたくないためのノートPCなのだから。

そこでオススメしたいのが、デルのゲーミングブランド「Alienware(エイリアンウェア)」のラインナップにある「Alienware M11x」だ。持ち運び可能なサイズながら、デュアルコアCPUに高性能なグラフィックス機能を搭載と、ゲーミングPCとして十分なスペックを凝縮、「どこでもPCゲーム」を実現してくれる1台だ。まさに、場所を取らない「ゲーミングPC」となっている。「Alienware」シリーズミニ連載第3回となる今回は、「Alienware M11x」を紹介しよう。なお、過去の連載については、上の囲みを参照してほしい。

モバイル可能なゲーミングノートPC「Alienware M11x」

Alienware M11xの主な仕様   [CPU] Intel Core i5-520UM(1.06GHz)   [メモリ] 4GB(DDR3)   [ストレージ] 500GB SATA HDD(7,200回転)   [光学ドライブ] - (オプション)   [グラフィックス] Intel HD Graphics(CPU内蔵)+NVIDIA GeForce GT 335M 1GB   [ディスプレイ] 11.6型ワイド WXGA(1,366×768) 光沢液晶(WLED)   [OS] Windows 7 Home Premium(64bit)   [価格] 99,979円(デル・オンラインストア価格/7月現在)