軽さと薄さに加えて、全体的にマットな質感であることやノングレアディスプレイを採用していることなどが、スマートに使いたいビジネスユーザーの心に響くモデルだ。もちろん、3Dゲームや映像処理などを目的としない一般コンシューマーにとっても魅力的だろう。モバイル利用しやすいのはもちろん、デスクでも利用しない時にはブックスタンドなどを利用してコンパクトに収納できるのがよい。

薄型軽量を追求していながら、使い勝手が損なわれていない点にも好感が持てる。堅牢性についてもしっかり対策されており、見た目の印象ほど華奢ではない。機能的にはビジネスユーザーにぴったりだが、東芝オリジナルの初心者向け動画レッスンや設定ガイドなども収録されているから、これが初めてのPCでも全く問題はない。使い方にあわせてHDD搭載モデルやWiMAX非搭載モデルなどを選べば、価格的にもかなり手を出しやすいものになる。店頭などでまずは一度触って、持ち上げてみてほしいモデルだ。

■試用機の仕様
製品名 dynabook RX3 RX3/T9M
CPU Intel Core i5-520M(2.40 GHz)
メモリ 4GB(最大8GB) 1,066MHz DDR3 SDRAM
SSD 128GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス Intel HD Graphics(CPU内蔵)
ディスプレイ 13.3型ワイド液晶(1,366×768ドット)
ネットワーク IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10/100/1000BASE-T対応有線LAN
インタフェース USB 2.0×2、USB 2.0/eSATAコンボポート×1、HDMI×1、D-sub×1、SDカードスロット
オーディオ機能 マイク入力×1、ヘッドホン出力×1
サイズ/重量 W316×D227×H16.8~24.7mm/1.25kg
バッテリ駆動時間 約11.0時間
OS Windows 7 Professional 32bit版
付属品 ACアダプタ、電源コード、マニュアル
店頭予想価格 240,000円前後