ソフトバンクモバイルの遠藤氏はまず、インターネットカンパニーであるソフトバンクが、「いかにユーザーに楽しくインターネットインターネットを使ってもらうか」という点において、スマートフォンはパソコンの次に来るデバイスであるという認識であると説明。

また、これまで日本で提供されているスマートフォンは、「HTC Desire」のような世界市場と同様のもの「Intaroid("International Android"からの造語)」であったが、今後は日本の中では当たり前のように搭載されている高画素カメラや赤外線、ワンセグなどのフューチャーフォンの機能を搭載したスマートフォン「Japaroid("Japan Android"からの造語)」が続々と出てくると述べた。

遠藤氏は、スマートフォンはフューチャーフォンの置き換えではなく、違ったカテゴリの製品であり、インターネットなどを介した世界との"Touch Point"と説明した。

スマートフォンがフューチャーフォンの置き換えではなく、人々の生活を豊かにするツールであるという考えを示した

日本のスマートフォンへのニーズについて、「誰がどういった人に聞いても大体同じになるだろう」として赤外線などを挙げた

どちらの言葉も造語で、ソフトバンクとしてマーケティング的に使っていくわけではないと前置きして、JaparoidとIntaroidの概念を解説

日本市場では、はじめに「Intaroid」が発売され、次に「Japaroid」が登場し、その先はどうなるのか? という状況だという

このほかスマートフォンの利点として、オープンソースなどのエコシステムによってクオリティを維持しながらコスト削減が行える点を挙げた。さらに、その削減できた分をデバイスの付加価値にかけることで、今考えられているようなことを遥かに超えるような使い方が出てくるのではないかと予測した。