Samsung ElectronicsはCTIA Wireless 2010開催初日の23日、新製品発表イベント「Samsung Mobile Unpacked」を開催し、新製品「Samsung Galaxy S」を発表した。なおSamsung Mobile Unpackedは世界各国催されているが、アメリカでの開催は今回が初めてとのことである。

アメリカで初めて開催されたSamsung Mobile Unpacked

Galaxy Sの新機能やS Lifeを説明するJK Shin氏

Samusung Galaxy Sは、OSにAndroid 2.1を採用したスマートフォン。4インチ(480×800ピクセル)の大型スーパー有機ELディスプレイ、1GHzプロセッサ、5メガピクセルカメラを備える。通信方式はHSPA 900/1900/2100MHzとGSM 4バンドに対応し、通信速度は最大でHSDPA 7.2Mbps、HSUPA 5.76Mbps。加えてDLNA対応の無線LAN(802.11 b/g/n)をサポートする。今年第2四半期にヨーロッパやアジアで発売開始予定とのこと。

Samsung Galaxy S

本体は9.9mmと薄い

イベントではこのGalaxy Sを使った新しい生活スタイルを「S Life」として紹介。Galaxy Sを日常生活でどのように活用できるか、様々なシーンで実際の機能が紹介された。たとえば「Social Hub」機能はTwitterやFacebook、メールなどを一画面で閲覧可能なほか、電話帳の各連絡先それぞれに電話番号やメールアドレスだけではなく、SNSサービスのアカウントを追加することもできる。その日の予定や天気予報、最新ニュースなど、すぐに知りたい情報を一画面ですぐに閲覧できる機能「Daily Briefe」も搭載する。また、カレンダーに予定を入れる際に友人などにも同時に連絡し、その返事を表示する機能も備えている。これは先月のMWC2010で発表されたSamsung WAVEにも搭載されている機能だ。

メニュー画面はSamsung独自

その日の情報が一画面で閲覧できるDaily Briefe

また、QWERTYキーボードを画面に表示し各アルファベットをなぞっていくことで単語が入力できる「Swype」入力に対応。大文字や記号の入力もジェスチャーでできるなど、画面を指先で細かくタッチしなくとも英語を楽に入力できるとのことだ。

画面をなぞって入力するSwype入力

all shareで家庭内でもGalaxy Sを活用できる

ほかにも内蔵カメラはHD画質のビデオ録画に対応し、DLNAによりGalaxy SをTVのリモコンにできるだけではなく、撮影した高画質な写真やビデオを家庭のTVで見ることもできる。同社はこれを「all share」機能と名づけ、Galaxy Sは単体のスマートフォンとしての利用だけではなく、家庭内でもデジタル機器のコントローラーなどに活用できる「生活を便利にするためのツール」になることをアピールした。

イベントでは同社モバイルコミュニケーションビジネス部トップのJK Shin氏が登壇し、Galaxy Sを「高機能なスマートフォンであるだけではなく、S Lifeを実現できるスマートなツールである」と紹介した。またTwitterのモバイル事業部VP、Kevin Thau氏やパラマウントのデジタルデストリビューション部のGM、Alex Carloss氏などSNSサービスやデジタルコンテンツ関連企業のトップも登壇。Galaxy Sを使うことで実現できるS Lifeへの期待を語った。

TwitterのKevin Thau氏はGalaxy SのSocial Hub機能に期待

各業界の関係者が登壇しGalaxy Sへの期待を語った