カシオブースでは、ステージに日本ダブルダッチ界のパイオニア「ASGRM」と、東京女子大フェンシング部を迎え、ダイナミックな動きとわずか一瞬のシャッターチャンスを逃さずキャッチするハイスピードエクシリム体感コーナーを用意している。

業務用ハイスピードカメラに迫る高速映像を撮ってみよう

ここで紹介している機種は、コンパクトモデルの「EX-FH100」(4月9日発売予定)とレンズ一体型一眼スタイルの「EX-FH25」。

4月発売予定の「EX-FH100」を一足早く、存分に試してみることができる

EX-FH100のハイスピードムービー設定画面。ここでは、HD画質・420fpsに設定している

EX-FH100は裏面照射型CMOSセンサーを搭載して感度性能を大幅に向上、最大40コマ/秒の高速連写と、シャッターを押す前のシーンを半押し状態から記憶し、シャッターを切る手前のシーンを逃さない「パスト連写」が可能。ムービーでは、先刻のオリンピック中継でも目にしたスーパースローのようなハイスピードムービーを録画できる。ハイスピードムービーのフレームレートは、最大1000fps(224×64ピクセル)。640×480ピクセルでも120fpsを発揮する。

迫力ある模擬試合をステージで披露してくれた東京女子大フェンシング部のお二人

操作がわからないときは、コンパニオンに。「お気軽に声をかけてくださいね」

ステージの周囲にはタッチ&トライ用の実機がぐるりと配置され自由に触れるうえ、コンパニオンの方々がマンツーマンで教えてくれるので操作も安心。民生機の常識を越えた高速映像の世界を体感できる。

プレミアムオートの革新的画質を、ぜひその目で

発売されたばかりの、エクシリムエンジン5.0搭載モデル「EX-Z2000」に採用されたプレミアムオート、新しくなったダイナミックフォトの機能紹介もおこなわれている。

EX-Z2000をはじめとする、エクシリムエンジン5.0搭載機のデモ。体験機も多数用意されている

ぜひコンパニオンの女性をモデルに撮影してみよう。プレミアムオートの優秀さが実感できるはず

プレミアムオートは撮影前の膨大なシーン解析作業と、撮影時の画質向上処理により、革新的な画質向上を実現している。たとえば、カメラが逆光と人物を検出してフラッシュをオン、露出と光量を被写体に合わせて調光しつつ、ミックス光となる部分のホワイトバランスを部分的に調節し、人物メイクアップ処理を実行、さらに風景があれば風景メイクアップを施す、という具合だ。

気になる参考出品。ダイナミックフォトや写真を絵画のように変換できる機能も搭載された、デジタルフォトフレーム

また、G-SHOCKの技術を継承したタフネス・デジカメ「EX-G1」も自由に操作可能な実機が展示され、人気を集めている。

「EX-G1」も体験機を用意。G-SHOCKテクノロジーへの信頼感から、アウトドア派に注目されている機種だ

GPSで位置を測定し、方位・加速度センサーで方向を測定する。センサーをハイブリッド化したことで屋内でも使用でき、また消費電力も少ないという

なお、ブース奥には、参考展示ではあるものの、GPSとモーションセンサーを搭載したハイブリッドGPSカメラも展示されている。

ハイブリッドGPSカメラの外観。発売時期は未定だが、できるだけ早く商品化にこぎ着けたいとのこと

動画
スピード感あふれるダブルダッチを演じた「ASGRM」の面々。その妙技はムービーで