デザインと仕様をチェック
まず、全体の印象だが、従来のThinkPadと比べシンプルなデザインになっている。側面・前面もスッキリしており、従来のThinkPadのメカっぽさが良い意味で払拭されている。筐体の質感も従来のThinkPadとは異なる。マット系の天板という点では同じなのだが、適度な光沢感があり、良い感じだ。
天板や側面・底面は、CTO選択したカラー(試用機はレッド)が配色されるが、液晶周囲、キーボード、パームレスト、バッテリのカラーリングは、ブラックに統一されている。今回ヒートウェーブ・レッドを試用機に選んだ理由は、このレッドとブラックの配色が筆者の好みだからだ。
搭載インタフェースは、USB 2.0×3(うち、電源供給型Pwered USB×1)、4in1メディア・カードリーダ(SDメモリーカード/マルチメディアカード/メモリースティック/メモリースティックPRO)、VGA端子(ミニD-Sub15ピン)。光学ドライブは非搭載だ。ネットワーク機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10/100/1000BASE-T対応有線LAN。このほか、Blueetooth 2.1+EDRにも対応する。
左側面。USB 2.0×2、有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボジャックが並ぶ。このほか廃熱口も設置されている |
右側面は、4in1メディア・カードリーダ、電源供給型Pwered USB×1が設置されている。ヒンジ付近の穴はKensingtonスロット |
寸法・重量は、6セルバッテリ搭載時がW282×D209×H15~29.5mm・約1.5kg、3セルバッテリを搭載した場合はW282×D189×H15~29.5mm・約1.4kgとなる。6セルバッテリを搭載時は、背面からバッテリが飛び出るかたちになるのだが、それでもほぼA4(210×297mm)サイズを実現している。仕様上の駆動時間は6セルバッテリ搭載時が約5時間、3セルバッテリ搭載時が約3時間となっている。