デルの「Studio XPS 13」は、ハイエンドブランドである「XPS」シリーズの中でもコンパクトな13.3型ワイド液晶を搭載したモバイルPCだ。同社が提供する他のシリーズとは一線を画すスタイリッシュなデザインに加え、チップセット内蔵型グラフィックスと独立型グラフィックスを連動させる「Hybrid SLI テクノロジー」などの先進機能が特徴となっている。
まず外観については、良い意味でデルらしさを感じさせない斬新なデザインで脚光を浴びた従来モデル「XPS M1330」から、さらなるブラッシュアップが図られている。Studio XPS 13では光沢のある「オブシディアン・ブラック」をベースに、アクセントとして本体側面のエッジ部分からヒンジ、天板の五分の三程度をアルミニウムシルバーが覆うという形状を採用。また、持ち運び時に手がかかる部分には本革素材が用いられているなど、デザインと機能性を両立しているのも見逃せない点だ。
天板を開けると、黒で統一されたキーボードやパームレストがシックな印象を醸し出している。さらに、電源を入れるとキーボードとタッチパッドのクリックボタン部、タッチセンサー式のマルチメディアボタンがバックライトによって浮かび上がる演出も斬新。キーボードのバックライトが必要なほど極端に暗い場所で使うような機会は少ないが、電源を切った状態ではマルチメディアボタンの存在が隠れてフラット感が増すなど、デザイン性の一要素として楽しめる。
機能性の面では、キートップがおうとつのある形状へと変更されたことで、以前よりも打ちやすくなった印象を受ける。なお、キー配置についてはXPS M1330と同じく[Enter]キーの右側に[PgUp]キー、[PgDn]キーなどが配置されているため、多少の慣れが必要だろう。
|
ExpressCardスロット、IEEE1394a×1、DVDスーパーマルチドライブ、eSATAコネクタおよびPowerShare USBと兼用のUSB 2.0×1を備えた右側面。DVDスーパーマルチドライブにはスロットローディング方式を採用している |
|
|
|
バッテリには、ボタンを押すと残量が表示されるインジケータを装備。OSを起動せずにバッテリ残量がチェックできるのはもちろん、インジケータは本体から取り外した状態でも機能するので、スペアバッテリを使うユーザーにはうれしい |
|
デルといえば、用途に応じて自分好みにカスタマイズできる豊富なBTOメニューも楽しみのひとつだ。Studio XPS 13でも例外ではなく、下記のようなメニューが用意されている。
| ■選択できるBTOメニュー例(抜粋) | |
|---|---|
| Intel Core 2 Duo P8600(2.4GHz)/P8700(2.53GHz)/P9600(2.66GHz) | |
| Windows Vista Home Premium SP1 32bit版/Windows Ultimate SP1 32bit版/Windows Vista Home Premium SP1 64bit版/Windows Ultimate SP1 64bit版 | |
| 2GB(1GB×2)/3GB(1GB×1+2GB×1)/4GB(2GB×2)のデュアルチャネル対応DDR3-SDRAM | |
| 160/500GB HDD(5,400rpm)、250/320GB HDD(7,200rpm)、128/256GB SSD | |
| NVIDIA GeForce 9400M G(チップセット内蔵)/NVIDIA GeForce 9400M G、NVIDIA GeForce 9500M 256MB(独立型) | |
| 13.3型ワイド Edge-to-Edge 液晶/13.3型ワイド Edge-to-Edge WLED 液晶(いずれも1,280×800) | |
| 日本語キーボード/英語キーボード | |
| なし/Blurtooth V2.1+EDR | |
ただし、ディスプレイで「13.3インチ WXGA Edge-to-Edge WLED 液晶ディスプレイ」を選択した場合は自動的にWebカメラが130万画素になるので注意してほしい。