ALESISは、電子楽器のサウンドとiPod内の音楽をミックスし、アンプや、スピーカ、ヘッドフォンに出力可能なiPodドック「JamDock」の発売した。iPodをバッキング・トラック・プレイヤーとして、簡単に音楽制作のシステムに組み込むことができるため、楽器の練習やライブにも最適だ。価格は1万2,390円。

JamDockは、シンセサイザーや各種音源からのラインレベルの信号(モノラル/ステレオ)や、ギター / ベースなどのハイ・インピーダンスの信号(モノラル)に対応するふたつの入力端子(標準フォーン)を装備。アンプやPAシステムに接続可能なふたつの出力端子(標準フォーン)、およびヘッドホン端子(ボディ正面)も搭載するため、手軽にiPodと自分の楽器のサウンドをミックスして楽しむことができる。またドック接続中に電源供給することも可能だ。サポートする機種は、第1・2世代のiPod/iPod mini(第1・2世代)を除く、iPod第3世代~第5世代 / iPod classic / Pod nano第1世代~第4世代 / iPod touch / iPhoneなど。本体サイズは117(W)mmx160(D)mmx67(H)mm、重量は297g(アダプタ含まず)。

本体右側面に配置されたインプット・セレクターにより、入力する楽器について、ライン・レベルの機器を接続する時は"LINE."に、ギター・ベースなどを接続する時は "GUITAR"を選択できる

300gに満たないコンパクトなボディのため、練習スタジオなどへの持ち歩きにも苦にならない。別売のアタッチメントにより、ドラムラックやスタンドなどにも簡単に取り付け可能だ