HOYA PENTAXイメージング・システム事業部は、デジタル一眼レフカメラ専用設計の交換レンズ「smc PENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL WR」「smc PENTAX-DA50-200mmF4-5.6ED WR」を、6月末に発売する。両製品とも価格はオープン。推定市場価格は、smc PENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL WRが2万円台後半、smc PENTAX-DA50-200mmF4-5.6ED WRが3万円台前半。
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「smc PENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL WR」 |
「smc PENTAX-DA50-200mmF4-5.6ED WR」 |
両レンズとも、レンズ内部に水滴が入りにくい簡易防滴構造を採用。また、レンズ前面には、汚れに強いという特殊なフッ素系物質を蒸着させたSP(Super Protect)コーティングを施している。
また、レンズのコーティングや曲率、配置などをデジタル画像の特性に適した専用設計としたほか、オートフォーカスによるピント合焦後、マニュアルでのピント合わせが切り替え操作なしで行える「クイックシフト・フォーカス・システム(Quick-Shift Focus System)」を装備している。さらに、金属製のレンズマウントを採用し、PLフィルター操作窓を設けたフードを付属する。
smc PENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL WRは、35mm判換算で焦点距離27.5mmから84.5mm相当の画角が得られる標準ズームレンズ。一方、smc PENTAX-DA50-200mmF4-5.6ED WRは、焦点距離76.5mm～307mm相当の望遠ズームレンズ。光学系に特殊低分散(ED)ガラスを1枚使用し、ズーム全域で色収差を補正するという。
主な仕様は以下のとおり。
| 型番 | smc PENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL WR | smc PENTAX-DA50-200mmF4-5.6ED WR |
|---|---|---|
| マウント | ペンタックスKAF2 | |
| レンズ構成 | 8群11枚 | 10群11枚 |
| 画角(対応する同社デジタル一眼レフカメラ装着時) | 76-29° | 31.5-8.1° |
| 絞り方式 | 完全自動絞り | |
| 最小絞り | F22-38 | F22-32 |
| 絞り羽根枚数 | 6枚 | |
| 測光方式 | TTL開放測光 | |
| 最短撮影距離 | 0.25m | 1.1m |
| フィルター径 | 52mm | 49mm |
| 最大撮影倍率 | 0.34倍 | 0.24倍 |
| 最大径 | 68.5mm | 69mm |
| 全長 | 67.5mm | 79.5mm |
| 重さ | 約230g | 約285g |
| 付属フード | PH-RBC52mm | PH-RBD49mm |
