Acerは、中国・北京で8日に開催したプレス向けカンファレンスにて、本体にアルミ素材を採用した薄型・軽量ノートPC「Acer Aspire Timeline」シリーズを発表した。15.6型ワイド液晶ディスプレイ搭載の「model 5810T」、14型ワイドの「model 4810T」、13.3型ワイドの「model 3810T」の3モデルが用意されている。
3モデル共通のベース仕様として、CPUはIntel Core 2 Duo 超低電圧版 SU9400(1.4GHz)またはIntel Core Solo 超低電圧版 SU3500(1.4GHz)を採用。チップセットはMobile Intel GS45 Express。メモリは最大8GBまで搭載可能で、最大500GB容量のHDDまたは最大64GBのSSDを内蔵可能だ。グラフィックス機能としてはIntel GMA 4500MHD(チップセット内蔵)を利用し、ディスプレイはアスペクト比16:9の1,366×768ドット表示に対応するLEDバックライト付きAcer CineCrystal液晶を採用。
ネットワーク機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN。Intel Wireless Wi-Fi/WiMAX Link 5150を利用する場合はMobile WiMAX(IEEE802.16e)にも対応。インタフェースは、5-in-1カードリーダー、USB 2.0×3、HDMI、D-Sub 15ピン。OSはWindows Vista Home Premium。3810T以外のモデルではDVDスーパーマルチドライブを内蔵する。
サイズは、model 5810TがW378×D259×H24.8~29.7mmで、重量2.4kg。model 4810TがW338.4×D240×H24~28.9mmで、重量1.9kg。model 3810Tが、W322×D228×H23.4~28.9mmで、重量1.6kg。バッテリの電力消費量を抑える「Acer Smart Power key」機能を搭載し、バッテリ持続時間はそれぞれSSDモデルで10時間以上、HDDモデルで8時間以上という。
発売日や日本市場向けの展開などは明らかにされていないが、同社によれば価格はストリートプライスで699ドル~899ドル程度を想定しているとのこと。