NTTドコモは、無線LANを内蔵した端末を使ったVoIPでの音声通話が可能な「ホームU」サービスで、携帯電話番号(090・080番号)を使った発着信が可能なFMC(固定と音声の融合)サービス「ワンナンバー(ホームU)」を10月1日から提供開始した。

ワンナンバー(ホームU)のサービスイメージ

ホームUは、対応携帯電話「N906iL onefone」(NEC製)を利用し、無線LAN(IEEE802.11b/g)での高速パケット通信や050番号によるIP電話が利用可能なサービス。自宅の無線LAN環境などにおいて、より高速な通信や携帯電話を使ったIP電話が可能になる。

今回開始されるワンナンバー(ホームU)では、通常の携帯電話のFOMAエリアだけでなく、無線LAN環境下のホームUエリアのいずれでも、同じ携帯電話番号を使って発着信が行える用になる。

月額使用料157.5円が必要で、ホームU、ホームU対応ブロードバンド回線、ホームU対応ホームアンテナ、「FOMA新料金プラン」、iモードへの加入、パケ・ホーダイ/パケ・ホーダイフル/パケ・ホーダイダブルのいずれかの契約――が必要となる。ホームUの利用には月額1,029円が必要となるため、実際の月額料金は1,186.5円がかかる。

同サービスでは、優先接続先をIP電話に設定することで、携帯番号に着信した電話を、ホームUエリア内ではIP電話として着信、圏外ではFOMAとして着信させる「着信ワンナンバー機能」と、ホームUエリア内からの発信時に発信者番号として携帯番号を通知する「発信ワンナンバー機能」の2つの機能が提供される。

ドコモでは、電話番号が1つに集約されることで、着信率の向上や連絡の効率化などが期待できる、としている。

なお、同社では、11月1日から2009年3月31日までの間にホームUのモニター調査を行う。申込者の中から抽選で300人に対し、ホームUのモニターキットとしてN906iL、ホームU対応無線LANルーターを無料で貸し出し、アンケートへの回答などを求める。調査後は、貸与されていたキットを特別価格で購入できる。