NTTドコモ/KDDI(au)/ソフトバンクは7月28日、令和8年熊本地震の被災者への支援措置の一環として、それぞれの自社公衆無線LANを無料開放することを発表した。いずれも、ネットワーク名「00000JAPAN」で利用できる。

「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)は、大規模災害が発生した際の情報収集や安否確認のための連絡などを支援するため、無料で開放される公衆無線LANサービスのネットワーク名。無線LANに関わる企業で構成される無線LANビジネス推進連絡会が主導してサービスを提供しており、通常は契約者のみが利用できる無線LANスポットを被災者に広く開放するものだ。

ユーザーは、スマートフォン/パソコン等の無線LAN接続先として「00000JAPAN」を選択すれば開放された無線LANスポットを利用できる。

各社ともWebサイトで公衆無線LANスポットの設置場所についての情報を発信しているので、参考にしてほしい。

NTTドコモは、熊本県全域の「d Wi-Fi」設置エリア(一部エリアを除く)で、2026年7月28日22時から順次「00000JAPAN」を開設している。

KDDI(au)は、傘下で公衆無線LANを手掛けるワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)との協力により、同日19時45分より順次、熊本県全域に設置されたWi-Fiスポットを無料開放している。あわせてKDDI公式X(旧Twitter)アカウントでも、同日20時から熊本県エリアで「00000JAPAN」が利用可能になった旨を発信した。

ソフトバンクの発表内容も同様に、「ソフトバンクWi-Fiスポット」を熊本県全域で、IDやパスワードの入力なしに順次無料開放している。

なお、「00000JAPAN」は緊急時の利便性確保を優先し、通信の暗号化を行っていない。また、「00000JAPAN」を騙る悪意のある運営者による無線LANアクセスポイントが設置される危険も指摘されている。クレジットカード情報や個人情報などのやり取りは控えるなど、利用にあたっては十分気をつけてほしい。