ヤマハは24日、歌声のリアルな再現を目指したハイクラスのHiFiスピーカー「Soavo(ソアヴォ)」シリーズに「Soavo-1(BP)」、「Soavo-3」を追加すると発表した。発売はSoavo-1(BP)が12月下旬、Soavo-3が10月下旬より。価格はSoavo-1(BP)が21万円(1台)、Soavo-3が13万8,000円(1台)。

Soavo-1(BP)

Soavo-3

両製品は、不要共振を排除して、響きを調整するキャビネットを採用。筐体内に、独自のスラントパーティションおよびバーチカルラダー補強を行なうことで、音質を損なう定在波や回折現象の低減と高剛性を実現。「DC-ダイヤフラムツィーター」や「A-PMDミッドレンジ/ウーファー」をより高精度に改良したほか、ネットワークにカスタムチューンを施すことで、外装仕上げの違いによる音質変化をコントロールし、高密度で磨き込まれたサウンドを実現した。

Soavo-1(BP)は、3ウェイ4スピーカー構造のフロア型HiFiスピーカー。外装仕上げに、ヤマハのグランドピアノと同じ黒鏡面ピアノフィニッシュを採用。カラーはピアノブラック。

Soavo-3は、Soavo-1をシングルウーハー化した3ウェイ3スピーカー構造のフロア型スピーカー。ナチュラルなサウンドバランスを追求したモデルで、ピュアオーディオ志向のサウンドを実現する。カラーはブラウンバーチ。

Soavo-1(BP) Soavo-3
再生周波数帯域 35-50kHz(-10dB)/ 35-100kHz(-30dB)
インピーダンス
許容入力 50W 40W
最大入力 200W 160W
出力音圧レベル 89dB/2.83V,1m 87dB/2.83V,1m
クロスオーバー周波数 450Hz、4.5kHz
入力端子 バナナプラグ対応ネジ式(バイワイヤリング可)
サイズ 349(W)×1051(H)×487(D)mm
質量 29.5kg 26.5kg