象印マホービンは23日、食器洗い乾燥機「ミニでか」シリーズの新モデル「BW-GS40」「BW-GC40」を発表した。発売は6月10日を予定している。価格はBW-GS40が10万5,000円で、BW-GC40が9万4,500円。

フレックス下かごと高さを変えられる上かごの採用で、よりさまざまな食器に対応可能になった新「ミニでか」

ミニでか食洗機は、狭いスペースにも設置可能な食器洗い乾燥機として人気のシリーズ。新モデルのBW-GS40/GC40も従来モデル同様に43(W)×31.5(D)×58(H)cmで、食器かごが置いてあるスペースにそのまま設置できるというコンパクトボディを実現している。扉が上下2枚に分かれており、それぞれ開閉できる構造となっているため、開けた場合でも、上扉は吊り戸棚などに当たりにくい。また、下扉も水道の蛇口やガスレンジなどに当たりにくいのが特徴だ。

一度に洗える食器は、大皿4、茶碗4、汁椀4、コップ6、中鉢4、小皿8、小鉢4の計34点(従来モデルでは6人用とされていたが、日本電機工業会の基準が変更になったため、今回のモデルから4人用となっている。サイズ的には従来モデルからの変更はない)。

新モデルの特徴となっているのが、従来モデル(BW-GB60)よりも多種多様な食器へ対応が可能になった点。同シリーズでは、上かごと下かごが1つずつ付属しており、下かごは「大皿ゾーン」と、それ以外に分かれている。従来モデルの下かごでは、大皿エリアのみ食器と食器の間に立てるピンを倒せるように設計され、食器の形状や深さに対応しやすい「フレックス下かご」という構造になっていた。新モデルでは、これを大皿ゾーンだけでなく、下かご全体に採用。より柔軟に食器を収納できるようになった。

また、「2段階調節上かご」を採用し、上かご部分の高さを標準の位置から34mm下げて設置することが可能となった。これにより、かさばる茶碗なども無理なく収納することができる(「フレックス下かご」と「2段階調節上かご」はBW-GS40のみに採用)。両モデルとも、従来機同様、5方向ジェットノズルを採用しており、効率的に食器を洗うことが可能。庫内を洗浄するための「庫内クリーニングコース」も用意されている。なお、BW-GS40は庫内にステンレスを採用。普及タイプのBW-GC40では樹脂製となっている。両モデルの主な仕様は以下のとおり。

品番 BW-GS40 BW-GC40
最大消費電力(50/60Hz) 1045W/1073W
質量 約17kg(付属品含む) 約16kg(付属品含む)
標準総使用水量 約10L(標準コース)
運転音 約43dB 約44dB
パールホワイト ステンレス