カシオ計算機のブースでは、デジタルカメラや電波ソーラーウォッチ、電子辞書、電卓などの同社主力製品が展示され、それぞれの「エコ活動」への取り組みが説明されていた。

同ブースの説明員によると、同社は「ものづくりに対して、"小さく、薄く"という省エネ、省資源の理念をもっている」という。展示では、アウトドアスペックの電波ソーラーウォッチ「PRO TREK」シリーズの従来モデル「PRW-1100」と新モデル「PRW-1300」の仕様の比較が行われていた。新モデルでは、従来モデルと比べて厚みが16.8mmから11.5mmと薄くなったことに加え、重さも60gとなり、18gの軽減を実現しているそうだ。

PRO TREK「PRW-1100」と新モデル「PRW-1300」の薄さを比較

省エネを実現する同社電波ソーラーウォッチ「OCEANUS」

また、同社の「OCEANUS」をはじめとする電波ソーラーウォッチの省エネ性をアピール。わずか54Wの電力で、「OCEANUS」675万個を動かすことが可能だという。

ユニバーサルデザインを取り入れた同社電卓シリーズ

デジタルカメラ「EXILIM」の化粧箱も小型化

同ブースではこのほか、デジタルカメラ「EXILIM」の化粧箱の小型化による輸送時のCO2排出量削減例の解説や、目に優しい「反射防止加工」や押しやすい大きなキーを採用したユニバーサルデザインの電卓シリーズ「DU-10A」「MU-8A」「NU-8A」、"耐久性"に重点をおいた製品開発に取り組んでいるという電子辞書「EX-word」などの展示も行われている。

また25周年を迎える「G-SHOCK」シリーズの特別展示も行われている。