筆者がTetzchner氏に初めて会ったのは4年ほど前のことで、当時はまだ「京ぽん」(携帯フルブラウザの火付け役となった京セラのPHS「AH-K3001V」)も発表されておらず、Operaがこうして街や家庭にあふれている世の中は、想像はしてみるものの現実的には考えられない世界だった。それがOpera Softwareはいまや、アジアだけでも日本のほか中国、韓国、インドにオフィスを構える国際的な企業となったが、多忙なスケジュールの中で貴重な休日を割いてくれたTetzchner氏は、やはりフレンドリーな紳士だった。

「京ぽん」の系譜を引くWX320Kを発見

今回の来日は純粋にビジネスミーティングのためということで、新発表やユーザーとの対話の時間を設けることができなかったのが惜しまれるが、Tetzchner氏自身もぜひ日本のユーザーとのコミュニケーションの場を設けたいと話しており、次の来日の際は多くのOperaユーザーが生でTetzchner氏の姿を目にできることを期待したい。そして、Opera搭載冷蔵庫が、いつか秋葉原電気街に並ぶことを。

Opera東京スタッフ「ところで、オスロの本社には食堂まであるのに、東京オフィスにはこんな小さい冷蔵庫しかないんだけど」

Tetzchner氏「えっ、えーと……そういうことはブレントに言ってくれ」

(※ブレント:東京オフィス代表のブレント森氏のこと)

プレゼントのお知らせ(終了しました)

Opera Softwareより、Tetzchner氏サイン入りのOperaロゴキャップをご提供いただきました。マイコミジャーナルをご覧の方から2名様にプレゼントいたします。弊誌読者プレゼントコーナーよりご応募ください。2個のうちひとつは実際に同氏が秋葉原で着用していたものです(どちらかは選べません。というより、編集部でもどちらだったかが確認ができませんのであしからずご了承ください)。

(こちらのプレゼント企画は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。)