POV-Ray 3.6
Persistence of Vision Raytracer Pty. Ltd.http://www.povray.org/
前回はうっかりテストを忘れたPOV-RAYである。結果はグラフ8に示す通りで、もう動作周波数にそのまま比例するかのごときスコアとなっている。実際タスクマネージャを見ると、CPU利用率がX6800で50%、QX6700/6800では25%になっており、事実上シングルスレッドで動いている事が判る。厄介なのは、特定のCPUのみがずーっと100%に張り付いて他が遊んでいるのではなく、2つないし4つのCPUが常時動いており、全体の平均が25%になっている。なので内部的には複数のスレッドが交互に動作する形の様だ。こうした事を考えると、グラフ8は順当な数値に思える。
CineBench 9.5
MAXON Computer GmbHhttp://www.cinebench.com/
もう一つCG系でCineBench 9.5も行ってみた。まずグラフ9がRenderingで、これはもうCPUの数と動作周波数にほぼ比例するという、Sandraの様なテストであり、数字は妥当なものである。
一方のShading(グラフ10)だが、こちらはやはりSingle Threadということで、ほぼ動作周波数通りのスコアになっており、妥当なものと言える。