JR東日本、JR北海道、JR西日本は5日、東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸の各新幹線とJR東日本の一部の特急列車において、2022年4月1日乗車分からシーズン別の指定席特急料金を改定すると発表した。利用が集中する年末年始やゴールデンウィーク期間、お盆期間などの混在を避けてもらうために、利用時期に応じて4段階の料金を設定する。

  • 東北新幹線E5系

現在、新幹線・特急列車の指定席特急料金はシーズン別に3段階に分かれており、閑散期は通常期の指定席特急料金の200円引き、繁忙期は200円増しとなっている。今後、利用がとくに多い年末年始・ゴールデンウィーク・お盆期間において、通常期より400円増しの「最繁忙期」を新たに設定。4段階の料金設定とする。

適用日カレンダーの見直しも行われ、利用の多い夏・秋の連休に繁忙期を設定。新たに設定した最繁忙期や繁忙期の前後の期間が購入しやすい価格となるように、閑散期と通常期(一部の期間は繁忙期)を設定する。

  • 改定後の料金設定のイメージ

対象となる列車は、JR北海道の北海道新幹線、JR東日本の東北・山形・秋田・上越・北陸新幹線と一部の特急列車(「つがる」「いなほ」「しらゆき」「草津」「成田エクスプレス」「わかしお」「しおさい」「さざなみ」など)、一部の快速列車(「リゾートしらかみ」「はまゆり」など)、JR西日本の北陸新幹線となる。