マイナビニュースマイナビ
お知らせ
酷似サイトにご注意ください

(上)皮膚感覚神経への刺激に反応する楔状束核の神経細胞が同定された後、運動に伴う活動応答が測定された。この時、神経細胞が刺激に応答する割合を測定することで、感覚入力に対する反応性が確認された。感覚入力信号の伝達が抑制されている場合、刺激に対して神経細胞は活動しないため、応答反応の程度は全体的に低下する(運動・保持における反応の低下)。(下)自動運動と他動運動で、細胞の活動応答の変化が確認されたところ、自動運動では運動開始の約400ミリ秒前から抑制が生じた。他動運動では運動開始時から抑制される。自動運動では、運動前から感覚信号を抑制することで、運動の準備状態を作っていると考えられる。また、このような感覚抑制が起こるタイミングの違いは運動の区別に関わっていると考えられる(出所:NCNP Webサイト)

44
記事ページに戻る

編集部が選ぶ関連記事

このカテゴリーについて

企業のR&D部門が開発した新技術の紹介や、宇宙、生命工学、物理学などのマニアックな科学系読み物を中心に構成。話題の科学者へのインタビューなども。