Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。先日、興味深いニュースが目に入ってきました。
若手ITエンジニアの転職成功率は90%弱、今後習得したい技術第1位はPython
この記事によると、この調査は全国の26歳~35歳の転職経験のある若手ITエンジニア300名を対象に実施した転職に関する意識調査ということだそうです。
そして、Pythonは「今後取得したい技術」の第1位となりました。1位となった理由について個人的には、Pythonは間違いなく今後の主流となる言語であるからということだと思うのですが、やはり、AI、機械学習、データ分析、ビッグデータ、ネットワークの自動化、Webなどの分野において、よく利用されており、各分野において押さえておくべき技術の一つになるからであると考えています。
いずれの分野も、今後ますます発展することが確実視されている分野であり、どれか一つを取ってみても大きな市場と目されています。今後発展することが見込まれている市場が複数存在しているのがPythonであり、それゆえに、今後取得したい技術が1位なのだと考えています。
そこで、これからPythonを学ぶ方にお伝えしたいのが、どのエンジニアになりたいのかというのをある程度、意識しておくとよいということです。AI、機械学習、データ分析、ビッグデータ、ネットワークの自動化、Webなどの分野において、Pythonの文法をマスターすれば、どの分野でも一人前になれるというわけではないからです。各分野において、知っておいたほうが良い、知見や土地勘が当然あります。そして、AIとひとくくりに言っても、AIが導入される分野も多岐にわたるため、AIが導入される分野の専門的な知識が必要になってくると考えています。
もちろん、まずはPythonをマスターして、そのあとにどの分野に進むのかを決めるのでもよいと思うのですが、分野によって使うライブラリーも違ってくるため、やはり、なんとなくでも、進む方向を決めて、その分野からまずは深堀していくのが良いと思います。
Pythonが良く使われる分野であるAI、機械学習、データ分析、ビッグデータ、ネットワークの自動化、Webは、どの分野に進んでも今後多くの仕事がありそうです。しかし、どうせ頑張って勉強するなら好きな分野を選んだほうが良いと思います。どの分野に進むのが良いか迷っている方は、Pythonのコミュニティーイベントやセミナーに参加して、先輩のプレゼンテーションを聞くのも方法だと思います。PyCon JPやStart Python Clubなどを見てみるとよさそうです。
なお、現在、当協会では、Python基礎試験・実践試験、データ分析試験を実施しています。Python実践試験は、実践レベルの文法を問う試験です。仕事で使う際に知っておくべき内容を問う試験ですので、いずれの分野に進むのでもPython実践試験レベルの内容はおさえておいたほうが良いと思います。また、どの分野に進むのでもデータ分析は行うことが多いと思うので、これから学ぶ方は、以下の順に受験することをお勧めします。
- Python 3 エンジニア認定基礎試験
- Python 3 エンジニア認定実践試験
- Python 3 エンジニア認定データ分析試験
また、上記の試験は全て、教科書プレゼントキャンペーンを実施しています。該当される方は是非応募ください。なお、各試験とキャンペーンの詳細はこちらに記載があります。是非ご参考ください。皆様の学習の成就と試験合格を心からお祈り申し上げます。
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