ノートPCをメインにしているが、その状態で使うのは外出先や移動時のみ。自宅や会社では外部ディスプレイに接続して画面を見やすくし、仕事の効率を高める……という使い方が非常に増えている。とはいえ、デスクの上にあまり大きなディスプレイを置きたくないというニーズにピッタリなのが「Dell 22インチUSB-Cモニター – P2223HC」だ。22型のコンパクトなサイズながら、65W出力と映像入力が可能なType-Cポートを備え、ノートPCとの接続性にも優れている。さっそく詳しく紹介していこう。

  • 「Dell 22インチUSB-Cモニター – P2223HC」。原稿執筆時点の直販価格は36,780円

    「Dell 22インチUSB-Cモニター – P2223HC」。原稿執筆時点の直販価格は36,780円

「Dell 22インチUSB-Cモニター – P2223HC」(以下P2223HC)は、22型サイズで解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)の液晶ディスプレイだ。その魅力はデスクのスペースを圧迫しないコンパクトなボディながら、高品質な表示と使い勝手の良さを実現していること。

  • 22型と比較的コンパクトな液晶ディスプレイ

    22型と比較的コンパクトな液晶ディスプレイ

まずはサイズを見ていこう。左右と上はほとんどフチのない3辺超薄型ベゼルによって幅はわずか48.726cmだ。同社の27型ディスプレイ「S2722DZ」は、幅が61.16cmなのでいかにコンパクトか分かるだろう。ディスプレイに横にノートPCを置いて、デュアルディスプレイの状態で使いたいけど、27型だとデスクの横幅が足りないといったケースではP2223HCはよい選択肢になってくれる。横幅が80~90cmのデスクでは、27型ディスプレイとノートPCを両方置くのは厳しいからだ。

  • 27型の「S2722DZ」との比較。横幅が大きく異なるのが分かる

    27型の「S2722DZ」との比較。横幅が大きく異なるのが分かる

  • 幅88cm、奥行き45cmのデスクにP2223HCとノートPCを並べて設置したところ。横幅のないデスクでもノートPCを横に置きやすいのは大きな強み

    幅88cm、奥行き45cmのデスクにP2223HCとノートPCを並べて設置したところ。横幅のないデスクでもノートPCを横に置きやすいのは大きな強み

なお、スタンド込みの奥行きは17.957cm、高さは48.199cm。スタンドがあるので、ここのサイズはよりサイズの大きいディスプレイとあまり変わらない。ただ、パネル自体は小さいので重量は4.94kgとそれほど重たくない。手軽に設置できるのもメリットだ。

高い表示品質も特徴。色の再現性に優れるIPSパネルを採用し、水平、垂直とも178度とほとんどどこからみても色の変化を感じない視野角を実現し、PC用ディスプレイの標準的な色空間規格「sRGB」のカバー率99%と正確な色彩も表現できる。また、ちらつきとブルーライトを抑制するComfortView Plus機能も搭載。画面を見る時間が長い人にはうれしい機能だろう。

  • IPSパネルを採用し、高い色の再現性を持つ

    IPSパネルを採用し、高い色の再現性を持つ

  • 上下左右とも178度と広い視野角を持ち、横から見ても色の変化はほとんど感じない

    上下左右とも178度と広い視野角を持ち、横から見ても色の変化はほとんど感じない

コンパクトながら使い勝手がよい点が最大の魅力と言える。映像入力として、HDMI×1、DisplayPort×2に加えて、USB Type-Cを搭載。USB Type-Cは65WのUSB PDにも対応しているので、映像出力とUSB PD対応のUSB Type-Cを備えるノートPCと組み合わせれば、ケーブル1本でノートPCの映像を表示でき、充電まで行える。

さらに、Type-A形状のUSB 3.2 Gen1を4ポートも備えている。このUSBポートはType-Cで接続したノートPCと連動する。ディスプレイのUSBポートにキーボードやマウス、外付けストレージを接続しておければ、ノートPCとType-Cケーブルで接続した時点で、それらデバイスもノートPCで認識される。USBデバイスのドッキングステーション的な使い方ができるのも非常に便利なところだ。

  • インタフェースはHDMI×1、DisplayPort×2、USB Type-C(65WのUSB PD対応)入力のほか、USBハブ機能もあり、Type-A形状のUSBポートも4基備える。電源として専用のACアダプタではなく、一般的な電源ケーブルが使えるのも便利

    インタフェースはHDMI×1、DisplayPort×2、USB Type-C(65WのUSB PD対応)入力のほか、USBハブ機能もあり、Type-A形状のUSBポートも4基備える。電源として専用のACアダプタではなく、一般的な電源ケーブルが使えるのも便利

  • ノートPC側が映像出力とUSB PD対応のType-Cポートを備えていれば、USB Type-Cケーブル1本でノートPCの映像表示と充電が行える

    ノートPC側が映像出力とUSB PD対応のType-Cポートを備えていれば、USB Type-Cケーブル1本でノートPCの映像表示と充電が行える

  • ディスプレイのUSBポートに接続したデバイスは、Type-Cで接続したノートPCに認識される。デスクで仕事するときは、ノートPCとは別のキーボードを使いたいといった場合にとても便利だ

    ディスプレイのUSBポートに接続したデバイスは、Type-Cで接続したノートPCに認識される。デスクで仕事するときは、ノートPCとは別のキーボードを使いたいといった場合にとても便利だ

スタンドは上下左右の向き、高さ調整に加えて回転にも対応。スタンドの底面にはケーブルを通してまとめるための穴も用意されている。高さは最大150mmまで上げられるので、ノートPCを下側に設置、上側をこのディスプレイというスタイルも構築可能だ。なお、スピーカーは備えていないが、ディスプレイの下部に取り付けられる「Dellスリム サウンドバー」もオプションとして用意されている。

  • 上下左右の向き、高さ調整が可能なスタンド

    上下左右の向き、高さ調整が可能なスタンド

  • 画面を縦に回転も行える

    画面を縦に回転も行える

  • スタンドの下部にはケーブルをまとめるための穴がある

    スタンドの下部にはケーブルをまとめるための穴がある

  • 高さは150mmまで上げられるのでノートPCを下部に配置するスタイルもやりやすい

    高さは150mmまで上げられるのでノートPCを下部に配置するスタイルもやりやすい

  • 下部に取り付けられる「Dellスリム サウンドバー」の利用も可能だ

    下部に取り付けられる「Dellスリム サウンドバー」の利用も可能だ

サイズが小さめの液晶はコストパフォーマンス重視で表示品質や機能を追求していない製品も多いが、P2223HCはまったく異なる。優れた表示品質、Type-Cを搭載することでノートPCとの親和性が高い、スタンドも高機能だ。デスクスペースの都合で22型の液晶にしたいが、品質や機能は妥協したくない、というニーズにピッタリと合う1台だ。

デル・テクノロジーズの
厳選オススメ製品を特別価格にてご提供中!

原稿 芹澤正芳

監修 デル・テクノロジーズ株式会社 マーケティング統括本部
   広域法人マーケティング シニア・アドバイザー 粟津和也

インテル® Core™ i7 プロセッサー

圧倒的なスピードと処理能力により、高速かつ安定感のある使い心地を実現。

 Intel、インテル、Intelロゴ、Ultrabook、Celeron、Celeron Inside、Core Inside、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Intel Inside、Intel Insideロゴ、Intel vPro、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、vPro Inside、Xeon、Xeon Phi、Xeon Inside、Intel Optaneは、アメリカ合衆国および/またはその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標です。

[PR]提供:デル・テクノロジーズ