テレワークが一般化したこともあり、自宅の仕事をやりやすくするためになんらかの液晶ディスプレイの導入を検討している人は多いだろう。ノートPCが搭載する液晶パネルに加え、液晶ディスプレイに表示されるデスクトップが増えるため、表示できる情報両派が増え、作業の効率も大幅に向上する。

今回紹介するS2722QCは、そうしたユーザーにお勧めの据え置き型液晶ディスプレイだ。パネルのサイズは27型と非常に広い上、4K解像度に対応しており文字や写真をすっきり美しく表示できる。しかもほかの4K対応液晶ディスプレイと比べると格段に安く、導入のハードルが低い。

  • 27型パネルを採用する「S2722QC」

    27型パネルを採用する「S2722QC」

4K対応の高い表示性能がビジネスをサポート

S2722QCは、27型のIPSパネルを採用する据え置き型の液晶ディスプレイだ。パネルサイズが27型と大きいので、21~24型の低価格な据え置き型液晶ディスプレイと比べると、一回り大きいデスクトップを表示できる。またIPS方式のパネルは色再現性に優れ、上下左右どこから見ても色の変化が少ないという特徴がある。実際、プロフェッショナル向けの液晶ディスプレイでは基本的にIPSパネルが利用されている。

このように表示性能に優れた液晶ディスプレイであり、標準価格は75,680円だが、22,700円の割引が設定されており、52980円。さらに今なら「4K Type-C スピーカー20%OFFクーポン」を適用することでなんと42,384円という驚きの価格となっている。デルの4K対応液晶ディスプレイの中でも、ここまで安いモデルは見当たらない。

  • 現在、20%オフのクーポンが配布されているのでかなりお得だ

    現在、20%オフのクーポンが配布されているのでかなりお得だ

この「4K」とは、パネル全体の解像度を示している。解像度は、画面全体をどれくらいのドットで表現しているかと言うことを示すスペックであり、低価格な据え置き型液晶ディスプレイでは、フルHD(1920×1080ドットか1920×1200ドット)の解像度をサポートしていることが多い。

一方4K解像度対応の液晶ディスプレイでは、3840×2160ドットの解像度をサポートする。フルHD対応ディスプレイと比べると、縦方向に2倍、横方向にも2倍で同じ面積なら合計4倍のドットが詰め込まれていることになる。

ドット数が多ければ多いほど、文字は精細に表示される。フルHD対応ディスプレイではよく見えなかったり、きれいに表示されなかったりした払いの部分も、くっきりと表示される。またデジタルカメラの画像は、フルHD解像度の液晶ディスプレイに比べると格段にきめ細かく表示される。表示品質を比較するなら、雲泥の差といってよい。

そのため4K対応ディスプレイは、デジタルクリエイターの現場で利用されることが多い。しかしビジネスでも、こうした高い表示性能は有効だ。各種の書類ははっきりくっきりと表示されるので目が疲れにくいし、図面や資料などの細かい部分もしっかりと確認できる。

  • PCに接続するだけで、解像度などは正しく設定される

    PCに接続するだけで、解像度などは正しく設定される

実際にWordやExcelを利用して書類を作成したところ、文字やアイコンの見やすさはフルHD対応ディスプレイに比べるとかなり上だったし、テスト用に用意している画像を表示しても鮮やかな色合いが楽しめた。グラデーションの表現力も高く、文句のないクオリティだ。

液晶パネル部分の背面やスタンド部分には、シルバーを基調とした美しい表面処理が施されている。画面とフレームの隙間も非常に狭く、スタイリッシュさを感じさせるデザインだ。また隙間が狭いこともあり、27型パネル搭載の液晶ディスプレイとしては横幅は狭めだ。幅65cmくらいの机があれば、十分設定できるだろう。

価格を考えるとちょっと信じられないような高級感があり、自宅のリビングなどに置いても違和感はない。スタンド部分には、画面を左右に振ったり、上下に高さを変えたりできる機能が組み込まれており、自分の使いやすいように調整しやすいのも便利だ。

  • 上下にパネル部分を移動して使いやすい高さに調整できる1
  • 上下にパネル部分を移動して使いやすい高さに調整できる2
  • 上下にパネル部分を移動して使いやすい高さに調整できる

ノートPCとの相性がよいType-Cを搭載

映像入力端子としてはよく利用されるHDMIを2個搭載するほか、「DisplayPort Alternate」に対応するType-Cポートも搭載している。これは、主にノートPCが搭載するType-CポートとType-Cケーブル1本で接続することで、電源供給やUSBハブ機能、そしてディスプレイ出力機能をまとめて制御できる便利なポートだ。

  • 電源端子や映像入力端子、USBポートなどは下部から指す構造なので、背面方向にスペースを取る必要はない

    電源端子や映像入力端子、USBポートなどは下部から指す構造なので、背面方向にスペースを取る必要はない

  • 映像入力端子は2個のHDMIとType-C

    映像入力端子は2個のHDMIとType-C

ここ2~3年のLatitudeシリーズでは、おおむねこのDisplayPort Alternate対応のType-Cを備えている。そうしたノートPCと組み合わせれば、S2722QCに付属するType-Cケーブル1本で充電機能とディスプレイ接続をまかなえる。S2722QCが搭載する2個のUSBポートに周辺機器を接続すれば、ノートPCからその周辺機器を利用できる。

  • Latitude 7420では、S2722QCのようなType-Cを搭載する液晶ディスプレイと接続できるDisplayPort Alternate対応のType-Cポートを搭載

    Latitude 7420では、S2722QCのようなType-Cを搭載する液晶ディスプレイと接続できるDisplayPort Alternate対応のType-Cポートを搭載

S2722QCが搭載するHDMIやType-Cといった入力端子は、すべて4K解像度と60Hzのリフレッシュレートに対応する。リフレッシュレートとは、画面を1秒間に何回書き換えるのかを示すスペックで、60Hzだと1秒間に60回の書き換えを行う。

あまりなじみのないスペックかもしれないが、基本的に60Hz対応ならフルHDの時と同じようなスムーズな表示になると考えてよい。HDMIでの接続だと、2年くらい前までのノートPCの場合、HDMIで4K解像度の出力を行うと、リフレッシュレートが30Hz(1秒間に30回の書き換え)になることもあり、その意味でもType-Cで接続する方がオススメだ。

輝度やコントラスト、色温度などきめ細かな設定をWindows上から行える「Dell Display Manager」にも対応している。このユーティリティをインストールしておくことで、デスクトップをいくつかの領域に区切っておき、作業に合わせてウィンドウをきちんと整理する「Dell EasyArrange」機能が利用できる。

  • ディスプレイの細かい設定をWindowsから行える「Dell Display Manager」も非常に便利だ

    ディスプレイの細かい設定をWindowsから行える「Dell Display Manager」も非常に便利だ

12~14型といったノートPCの小さな液晶ディスプレイでは、画面をいくつかに区切ったところで各アプリが表示できる情報量は少なく、レイアウトも崩れてしまうので意味がない。しかし27型パネルのデスクトップを利用できるS2722QCなら、このように画面をいくつかに分割しても十分な情報が表示できるので、積極的に活用したい。

このように高いレベルの表示品質と機能性、使い勝手を実現しながらも、冒頭でも紹介したとおり4K対応液晶ディスプレイとしては非常に安いS2722QC。ノートPCと組み合わせてテレワークの作業効率を高めたいなら、ぴったりの液晶ディスプレイと言ってよいだろう。

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原稿 竹内亮介

監修 デル・テクノロジーズ株式会社 マーケティング統括本部
   広域法人マーケティング シニア・アドバイザー 粟津和也

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